選挙モード

先日、私が入居しているマンションでも、来年1月の市議会議員選挙に出る予定者が「挨拶」に来たという。
住民の一人が候補者を連れて、各戸を回っていたそうです。

また、候補者は連れていませんが『〇〇さんが出るのでよろしく』と訪問されている方もいる。
いよいよ、「選挙モード」に入ったようです。

会派(政党)のビラは、『選挙』を意識した内容になり、出馬を予定している現職議員も個人のビラを作ってアピールしています。
4年前に立候補した方を含め新人もまた、朝から「駅立ち・ビラを配り」をしています。

この間まで、『現職以外に10人を超える方が出るので、選挙ポスターは貼る掲示板も30人分では足りないのでは?』と言われておりましたが、長年議員をされた方の話では、選挙前は面白半分、酒の肴に『誰それが出るそうだ』『誰それは地元の評判が悪いので、今回は苦戦する』等、いろんな話が出るが、選挙が近づくにつれだんだんと固まってくると言っておりました。

その言葉通り、だいぶ収斂されてきたように感じます。『家族(奥さん)の反対でやめたそうだ』『誰と誰は一本化で話がまとまったようだ』等の話からすると、立候補者は25~26名程度だと思いますが、11月29日(日)の「立候補予定者説明会」への出席者の顔ぶれで、おおよそ明らかになります。

現状では現職18人、新人7~8名の感じです。自民党の1人が辞めるようですが、公明・共産・市民党は現職が出るようです。私たち市民改革クラブ(伊藤・いながき)も予定しています。

新人が多く出て、影響を受けるのはやはり無所属・市民派の我々です。政党の方は、固い組織や地盤(地域)がありますが、私たちにはそれがありません。しかし、そういったものがないからこそ、いつも緊張感を持って活動が出来るのだと思います。

多くの人は自分の立場が安泰だと思えば、怠け心が頭をもたげ、楽な方に向かいます。大変なことや面倒なことをやらなくなります。反対に、ガンバリ続けなければその立場にいることは出来ない、いつでも自分に代わる人がいる、と考えて行動する議員には手抜きをすることは出来ません。大きな違いがあると思います。

無所属・市民派議員は常に、『市民の負託に応えているか』が問われるのだと思っています。生意気な言い方ですが、私は他の議員と比較されようとは思いません。スタンスが違うと思っています。そして議員になる前提は、その方の「志」にあると思います。議員になって、『何をしたいのか』『何をするのか』を持ち、真摯に努力し続ける方々がやるべき仕事だと思います。

そのような方が多数派となり、私もその一人になりたいと考えています。