6月議会閉会?

一般質問最終日の16日(木)、「意見書」の審議が出来ないまま6月議会は、『流会』となりました。

『流会』となったのは最後の一般質問が終わった後、私が出した「動議」について議長が関係者との調整を行っている中、当日の延長手続きがされず時間切れとなったためです。

当日の予定時間は午後5時までですので、議長はあらかじめ時間の延長を議場で伝える必要があります。それが出来ずに起きた『流会』です。前代未聞かも知れません。

議長・副議長をはじめ全議員の責任ですが、議会事務局の責任も大きいと思います。

議長は議長室に関係議員を呼び、動議で出された内容をめぐり各々の主張を聞き解決へ向けて調整をします。そんな中、予定された審議事項の議事進行について見守り、スムーズに進められるよう注意を払うのが議会事務局の役割だと思います。議員は時々熱くなりますが、事務局は冷静でないと困ります。

「動議」は前日の一般質問で、自民・みらい所属の吉川敏幸議員の、「懸念されていた問題が表面化した事に対しての市の見解について」の発言の中で、看過できない発言内容があったため、発言の訂正・削除を求めたものです。中原市長とのやり取りの中でも問題となり紛糾した部分です。16日、会派での話し合いにより私が「動議」を出すことになりました。

吉川議員の発言内容を録音テープからおこし、具体的に訂正・削除の箇所を詰めていましたが出来ませんでした。6月議会議事録には発言内容がそのまま掲載されますので、少し心配です。

 

6月議会が『流会』となり、予定していた「意見書」の審議が出来なかったため、引き続き「臨時議会」を急きょ開催することになりました。

午後5時45分に開会し「意見書」4本の採択を行い、6時15分閉会しました。しかし翌17日(金)、手続きに問題があったとして、「臨時議会」は無効。改めてやり直すのと連絡が入りました。

地方自治法101条では、議会運営委員会を開催し議運の決議を経て、長(市長)に対し会議に付すべき事件(審議事項)を示し臨時会の招集を請求。市長部局より臨時会の告示を行う。となっていますがこの手続きの一部にモレがありました。

お粗末と言われれば、返す言葉もありません。再びこのような事の無いよう、改めて議会運営に係わる法令をしっかり確認して参ります。