応援に行ってきました

昨日まで「三郷市市議会議員選挙」の運動期間でした。 16日(日)に始まり22日(土)までが運動期間で、今日が投票日になります。

期間中4日間、地方政治改革ネット(私が所属している勉強会)の仲間の応援に行ってきました。

彼女は現在5期目で、6期目の挑戦です。三郷団地に37年間住んでおり、無所属市民派の議員です。政党や団体に所属していませんので、組織はありません。一般市民によるボランティア選挙です。

朝9時から選挙カーに乗りました。マイクを持ちウグイス(男はカラス?)をやり、所々で、“街頭演説”を手伝いました。街頭演説中の標識(旗)を掲げ、候補者が演説する時の司会や候補者本人への応援演説です。前座みたいなものです。

一日に何か所もやりますので、短い言葉で候補者を紹介、褒め、「投票」をお願いします。 これがなかなか難しいもので、彼女の志や姿勢、能力、実績、人柄、魅力等を簡潔に言わなければなりません。 いかに、三郷市議会・三郷市そして市民にとって、必要かつ役立つ人かを理解、納得してもらうための応援演説です。

私には、とても難しいことです。 昨日は選挙戦最終日という事もあり、応援の議員が私を含め4人いました。東京の国分寺市、千葉県松戸市、埼玉は幸手市の議員と私です。いづれも、無所属、市民派の議員です。何十年も一人会派で活動している方もいました。皆さん、勉強されている方ですのでいろいろな視点、角度から話をされます。

同じ内容の話ても、キーワードが異なり、話し方がそれぞれ違いますが結論は一緒です。語彙が豊富で内容に深みがあります。やはり、勉強量が違うと思いました。突然、一小節を歌い、歌詞に引っ掛けて内容に入る方もおりました。ビックリしました。

多くの候補者は、6時頃から「最後のお願い」を絶叫していました。『厳しい状況なので、自分に投票してほしい』『働かせてください』と必死に訴えていました。私も昨日は午前9時から午後8時まで、選挙カーに乗っていました。我々も「最後のお願い」を訴えましたが、しっかり淡々とお願いをしました。

6時半頃、新三郷駅ローターリーに行くと、ある政党のノボリ旗がロータリー内と歩道橋(ぺデ)林立し、候補者が演説をしていました。どの候補者も最終日の駅頭は、最後のお願い・訴えをしたい場所です。交代でやるよう求めましたが、『国会議員が応援に来るので、最後(午後8時)まで使う』と拒否されました。

また期間中、標識(旗)を掲げ、“街頭演説中”にも関わらず、目の前を「連呼」して選挙カーを走らせる候補者も見られました。良識を疑います。吉川でも見られることですが、政党、候補者への信頼が薄れます。

吉川の選挙は1月。厳しい寒さで大変です。朝、駅頭に2~3時間立っていると身体が固まってしまい、歩けなくなります。三郷の選挙は7月。一日中、汗をかき大変です。選挙カーを降りて、椅子に座ると回りが揺らぐように感じる時があります。候補者も助手席で一瞬、ふあーとしてしまう時もありました。冬の選挙も大変ですが、夏もまた大変です。とにかく暑い!

選挙の応援は大変ですが、「勉強」になります。

相手に「短い言葉で正しく伝える事」は、議員にとって必要な「能力」であり、大切な「役割」です。

誰にもその「資質」はあるのでしょうが、私は『まだまだ』だと思います。

 

*ブログ更新が遅れ、申し訳ありません。24の議席に対し31人が立候補している三郷市議選、今日が投票日です。