「原爆の日」

今日8月6日(日)、広島に「原爆」が投下されて72回目の日を迎えました。長崎への投下は8月9日。

広島では今年も平和祈念式典が開催され、テレビでもその様子が伝えられていました。核兵器の廃絶、世界の恒久平和は人類の願いですが、未だに実現されていません。

7月、国連では核兵器禁止条約が120か国の賛成で採択されました。しかし、核保有国とともにアメリカの核の傘の下にいる日本は反対しました。

唯一の被爆国としてこれまで、「核廃絶」を訴えてきた日本の立場からすると、今回の対応は国内でも国外からも理解されにくいと思います。 個々の国が核武装をしたり、同盟国の「核の傘」で守られる「安全保障」から、「地球全体(人類)の安全保障」へと変わってきていることは皆分かっています。それでも進みません。

日本は役割を果たす責任があり、もっとリーダーシップを発揮してほしいと思います。 被爆国で核を持たない日本だからこそ、説得力を持って訴えることが出来ると思うのですが。

昨日8月5日(土)は、『吉川市平和のつどい 戦没者追悼式』が午前10時から12時まで、市民交流センター「おあしす」で行われました。

昨年と同じ、「戦没者追悼式」と「平和のつどい」の2部構成ですが、「平和のつどい」で新たに吹奏楽部の演奏とコーラスが加わりました。今回は東中学校吹奏楽部の皆さんでした。

平和映像の上映と語り部(埼玉県原爆被害者協議会 上野知子さん)による講演。内容は、10歳の時、長崎で受けた被爆体験、戦争体験と平和への思いです。これに「演奏とコーラス」が加わったことで、訴える力が大きくなったと思います。 歌の力は大きいと思います。平和の歌声は、女性合唱団 ラ・メールでした。

午後は市役所で会派のミーティング。6時からは吉川平成園の盆踊り大会へ。

入所者と家族、職員、地域の方々との交流会です。 模擬店や盆踊りそして受付、交通整理等、近隣自治会をはじめ各種団体の協力で運営されていました。 20数年続いていると聞きます。

帰りに「きよみ野」のお祭りを覗きました。永田公園で盛大に行われておりました。 丁度、最後の抽選会の時で、参加者が中央に設けられたステージを取り囲み「当選者」が商品を受け取っていました。 何か懐かしい風景でした。

30年近く前、マンションに引っ越してきて程なく、「夏祭り」と「冬まつり」を始めました。 テントを張って模擬店を出し、ゲームコーナーを設けたりバザーも。 最後は、やはり大抽選会です。景品集めに市内を駆け回りました。 『子ども達にとって、ここがふるさとになる。だから、いい思い出になるお祭りにしよう!』皆、そんな気持ちでした。

*また1日遅れのブログ更新です。申し訳ありません。『吉川市平和のつどい 戦没者追悼式』については、昨年と一昨年にも書いています。ご参照していただければ幸いです。