溢れるニュースの中で

日々、新たなニュースが伝えられその都度、「驚き」「喜び」「悲しみ」そして、嘆き、怒り、期待をしています。この半月余りを振り返っても、いろいろな出来事がありました。

5月19日(土)、英国のヘンリー王子と米国出身女優メーガン・マークルさんとの結婚式が、ロンドン郊外のウインザー城でありました。

5月23日(水)、日大アメフト部の宮川選手(20歳)の会見が行われました。冒頭、「危険タックル」をしたことについて謝罪。『監督らの指示だと受け止めた。』、練習を外され危機感があったが、『たとえ「指示」されたとしても私自身がやらないと判断できなかったことが原因。』と証言しました。 記者達の質問に対し、言葉を選び、真摯に答える態度はとても二十歳とは思えない姿で、これまで何もして来なかった日本大学や監督らとは対照的でした。

5月25日(金)、米国トランプ大統領が突然、シンガポールで予定していた「米朝首脳会の中止」を伝えました。いよいよ、会談の中身が煮詰まってきたと思うとともに、最後まで自国の利益を求める厳しい政治の駆け引きを見せつけられました。

5月30日(水)、春日野部屋で56年ぶりに大関が誕生。昇進伝達式で、栃ノ心は『親方の教えを守り、稽古に精進します』と、一昔前の日本人のようでした。*栃ノ心30歳、本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身

この日、国会では森友・加計学園問題について党首討論が行われましたが、安倍総理は従来の答弁を繰り返し、外交政策で熱弁をふるっていました。これまでの委員会審議と同様、ほとんど何も進まないものでした。

5月31日(木)には、大阪地検特捜部が佐川氏(元財務省理財局長)の不起訴を決定。「やっぱり」という感じです。

6月6日(水)、東京目黒で5歳児を虐待し衰弱死させた両親が逮捕されました。長期にわたる虐待のストレスで、女児の臓器は委縮していたといいます。何とも痛ましく、悲しみと怒りを覚えます。33歳の父親と25歳の母は、なぜ我が子にそのような仕打ちをしたのでしょうか。日本中で起こっている育児放棄や虐待は両親や保護者の責任ですが、それだけの問題とも思えません。

昨日、「万引き家族」という映画を見ました。カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した作品です。映画の中でネグレクト(育児放棄)や妻への暴力、家族と疑似家族、万引きと性風俗とモラル、教育(学歴)と豊かさ(仕事)との関係等、今の日本社会の一面を見せています。家族と親・行政・地域そして他人との関係が描かれています。問題提起をしている様に思います。

大相撲、アメフト会見、国会審議、そして「ロイヤルウエディング」をテレビのライブ中継で見ました。挙式を見終え、「英王室」の変化と世界が「多様性への新たな時代」に向かって行く予感を強く感じました。

伝統ある英王室の王子が、米国籍でアフリカ系の母を持つ離婚歴のある女優と結婚する。政治家を招かず、黒人らの混声合唱で「スタンド・バイ・ミー」が歌われる。異例づくめの挙式でした。

人類の2大革命は紀元前8000年頃、メソポタミアで始まった「農業革命」と18世紀後半に始まった英国の「産業革命」です。

蒸気機関の開発により、マニファクチャー(工場制手工業)に代わり機械設備を持った大規模工場生産が始まりました。労働者と資本家の階層が生まれ、都市への人口集中、大量生産・大量消費社会が出現しました。公害・CO2 等の環境問題も「産業革命」がスタートです。市民革命、植民地支配、女性の社会進出等々、「社会構造」が変化し近代資本主義社会が確立しました。

「産業革命」は、ヨーロッパ各国やアメリカへ広がり、19世紀末にはロシアや日本へも伝わりました。今日の世界を築いた大元が英国です。

今回の「ロイヤルウエディング」は、「自由と平等」そして「多様性社会」へと繋がって行くものだと思います。人類(世界)にとって「3番目の革命」になると期待しています。

*6月10日追記:①「万引き家族」に主演した安藤サクラさんの「泣く」シーンを見たいと思い行きました。「言葉と涙の自然な関係」を演技とは思えぬ姿(演技?)で表現していました。優れた女優さんだと思います。

②学生時代、教員免許(社会科)を取得するための「教育実習」に母校(國學院久我山高校)へ行きました。担当教師から、『これを読んでおくように』と3冊の本を渡されました。「産業革命」の歴史的経過等が書かれたものでした。私が行う授業は「産業革命」の中の「資本の原始的蓄積」でした。少し読んでみましたが、よく分からない内容でした。その時、それ程勉強が好きでもない自分は、やはり教師には向いていないと再確認しました。

③英国市民が、ヘンリー王子とメーガン・マークルさんの結婚に反対した最大理由は、彼女が「アメリカ人」だからだそうです。人種や離婚歴等よりも「アメリカ人」だということです。英国民がアメリカ合衆国に対し懐く、「感情」、歴史的な「思い」を改めて知りました。

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