朝の駅頭で

『お早うございます。』『明日の吉川市長をつくる会です。』と言いながら、朝の駅頭に立っています。昨年の暮れから吉川・吉川美南の駅頭で、市民の会「12月議会報告」と「吉川としゆき」さんのチラシを配布しています。

年4回、議会報告のチラシを配るために1日・2日立つことはありますが、月曜から金曜日まで続けるのは4年ぶりです。

通勤、通学に向かう方々のおよそ6割が4年前にお見かけした方で、初めてお会いする方は4割程度です。
4年の歳月で随分と雰囲気の変わった方もおります。私立の小学校へ通う生徒や学生は成長し、変化が大きく以前の姿が思い出せません。

それにしても、1月の駅頭は寒く、多くの人がポケットに手を入れ、急ぎ足で改札口へ流れて行きます。

特に日の出前後と風のある日は、寒さを感じます。手はかじかんで、言葉がうまく出ません。ろれつが回らなくなります。じっとしているので余計にそうなります。

数日間続けていると、一人一人の変化が分ります。
最初は、「変な人が立っているが、なんだろう」という目で見られます。手にしているチラシを「チラッ」と見ますが受け取りません。

「そうか、市長選挙か。誰が候補者なのか?」どうも配っている人ではないようだ。
「どんな人が出馬するのか。どんな主張をしているのだろう?」と思われて、初めてチラシを受け取るようです。自ら、「さっと」手を出します。

やがて、話かけてくる方もおります。チラシを読んで、思うところがあるようで、現市長のことや、市政について自分の考えを伝えてきます。

また、なぜ変わったのか?と聞かれる方もおります。『確か前は、中原さんを応援していたと思うが』、『何が問題なの?』と。

その都度答えますが、短い言葉で端的に伝えて理解を得るのは難しいことです。

『信頼』を得る過程は、購買心理の7段階と似ています。

①注意「おや、これはなんだろう」 ②興味「これはオモシロそうだ」 ③連想「これを使ったら便利だろう」 ④欲望「ほしいが、予算は」 ⑤比較選択「もっと良い物、安い物は」 ⑥確信「確かに良い、これにしよう」 ⑦購買「これをください」の7段階です。購買心理は、時と場合、また人によって違いますが、集約すると同じような過程をたどります。

人にもいろいろな「タイプ」があります。決断の速い・疑り深い・議論好き・偏屈なタイプ、おしゃべりな人や興奮しやすい人もいます。

また、相手(私)との相性もあります。気に入られる場合もそうでない場合もあります。相性は動物的な直観、本能から決まるように思います。味方か敵だけでなく、なんとなく居心地が良い・悪い、といったことです。

駅を利用されている方々も同じだと思います。

いずれにしても、真摯な態度で強い意思のあることを示さなければ、理解していただけず「信頼」を得ることは出来ません。

それには時間がかかりますが、唯一の方法は、やり続けることだと思います。

*今日(1/13)は午前9時30分より11時まで、消防出初式でした。会場が新庁舎前の駐車場になりました。午後2時からは成人式の式典へ出席しました。吉川市の新成人は、平成10年4月2日から11年4月Ⅰ日までに生まれた方743人(男性382人、女性361人)です。これまで10回位出ていますが、今までで最も「おとなしい」成人式でした。どうしたのでしょうか。

*来週は吉川美南に立ちます。

*また更新が遅れました。申しわけありません。