復活しました!

昨日からやっと普通の生活に戻ることが出来ました。

先週の中ごろから喉の痛みを覚えていましたが、週末、肩や腕が突然痛みだし、「首」が回らなくなりました。
夜、布団に入りますが、身体が痛くて眠ることが出来ません。じっとして動かなければよいのですが、身体を横に向けたり寝返りをしようとすると、激しい痛みで目が冴えてしまいます。

1日3回、痛む場所と効きそうなツボに大量のお灸をし、風呂上りに「バンテリン」を塗り、少しづつ肩や「首」を回してみましたがなかなか効果が出てきません。

結局、5日間は眠れずに夜中から朝まで起きていました。深夜テレビを見たり、布団の上でうなだれて座っていました。それでも朝5時頃になると急に眠気に襲われ、2~3時間眠ってしまいました。

この時、「夢」を見ました。

全てを覚えてはいませんが一つは、横山大観だったか竹内栖鳳の展覧会準備を8階催事場でしていた時のことです。
夕方から内装業者が展示会場を造作し、いよいよ絵の展示を始めようとしている時、一人の紳士が、『こんな状況で私の絵を預けることは出来ません。』と。

高島屋から来ていた企画部の部長が私を呼び、『この者は、信頼できる社員です。社内で責任を持ってお預かりをいたします。』と。

目が覚めた。

そういえば開店後に催事課に配属され、本社ビルにあった「友の会」の和室に時々泊まることがあった。あの時、和室で「絵」と一緒に寝たのか、保安室(店内)で保管したのかは思い出せない。

人間の記憶、意識は不思議だと思います。
言葉や風景、におい等で何十年も前のことを突然思い出すことがあります。普段全く意識していないことなのに。

人は皆、これまでの人生の中で経験したこと、言ったこと、聞いたことの全てを覚えていると思います。
しかし、生きて行くためにあえて、「忘れる」能力を身に付けているのではないでしょうか。

全ての記憶をいつも意識していては、今を生きることは出来ません。
「忘れる」ことにした記憶が一つ復活し、身体が動きだしました。

映画「新聞記者」

6月28日から公開されている「新聞記者」を先日見ました。
望月衣塑子(東京新聞社会部記者)さんの書いた「新聞記者」を原案に作られた映画です。

5月に望月衣塑子さんの講演を聞き、本も読んでみました。どんな映画になるのか興味がありました。

テーマは「権力と報道」です。

大学の新設計画にまつわる極秘情報の真相を暴く物語です。
加計学園、詩織さんの性被害、前川喜平前文部科学省事務次官の「出会い系バー」報道等を連想させる、安倍政権と関わりのある事件が絡み合って展開していきます。

見終わって、重たい感じになりました。全体に暗く、怖い雰囲気が漂っています。

映画の中で、「内閣情報調査室」が現政権を守るため不都合なニュースをコントロールし、世論を作り上げていく姿は、加計学園、詩織さん、前川喜平氏で実際に見せられてきたものだけに、姿なき権力の怖さを理解させるものでした。

「この国の民主主義は形だけでいいんだ」と官僚が語るシーンがありましたが、現在の閉塞感を感じさせる象徴的な言葉だと思います。

望月さんは本の中で、ある役人の言葉を紹介しています。『頭がいいとか、どこの社とかじゃない。自分が新聞記者に情報を話すかどうかは、事の本質に関して、その記者がどれだけ情熱をもって本気で考えているかどうかだ』。また、「ここまでなら言ってもいいと線引をしている」と書いています。

それは、ひたむきに真実を追求する記者の姿勢に組織や立場を超えた「共感の心情」が生まれるからではないでしょうか。

新聞記者も役人も「人」です。

もう少し「人間関係」に迫った表現があった方が良かったのでは、と感じる映画でした。

【7月14日追記】 これまでいろいろな問題について、近隣市役所を始め埼玉県庁や省庁へ相談に行ってきました。担当者からは決まって、『吉川市さんのことは、吉川市さんが一番分かっていると思います。個別具体的な事案について、私どもが言う立場にはありません。お話しできるとしても、あくまで一般論でのお話しです。』と、はじめに言われます。

どういわれても、分かっている方に直接お会いし話すことが重要だと思っていますので、先方の都合に合わせて伺うようにしてきました。。

「解決」したい問題について、内容と状況を説明します。そして私が「何のために・誰のために、何をしたいのか」を伝えます。関連する資料や問題を取り扱った「議会報告」のチラシ等も用意します。目的と自分の立ち位置をはっきりさせることが必要だと考え、そうしてきました。

また市の考え方や主張を明確に伝えるとともに、私の考えや意見を聞いてもらうこともあります。そうしていると、いろいろな形で担当者から示唆を受けることがあります。

ある省の担当者は、『稲垣さん、議会でこういう質問をされたらどうですか』とつぶやきました。それは、市の判断の誤りを突く核心的内容でした。また別の所では、担当者が自分の休日を使って吉川へ来て「現場」を確認されました。その上で、『自分のところではこのように判断する。その理由はこうです』と話されたことがあります。

市と市民にとって、より良い方向性を考える大きなヒントを与えて頂いたと思っています。自信を持って取り組むことが出来ます。

新聞記者も議員も、「情熱」と「信頼」そして「共感の心情」があってよい仕事が出来るのではないでしょうか。

*望月衣塑子さんについては、5月19日のブログで紹介しています。

対韓輸出の規制

トランプ米大統領が朝鮮労働党 金 正恩委員長と電撃的に板門店で会談を行った翌7月Ⅰ日、政府は半導体材料3品目の対韓禁輸を発表しました。

7月4日から、輸出手続きでの簡略化をする「優遇措置」の対象から韓国を外すという。

元徴用工問題、自衛隊へのレーダー照射そして元慰安婦の「和解・癒し財団」の解散について、解決へ向けた対応をしない韓国への対抗措置とされています。

政府は、「信頼関係に基づく輸出管理の継続が困難と判断。安全保障の観点から見直すもので、対抗措置ではない」としていますが、韓国も、日本でも信じる人はいません。

韓国側は、「撤回しなければ、WTOへの提訴をはじめ対抗措置を取る」、「元徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じた、韓国最高裁の判決に対する経済的な報復」、「民主主義の原則に照らして常識に反する」、「相応の措置を検討する」等、の主張をしています。

韓国の主要産業である「半導体」をネライ撃ちにした措置であることは明確ですが、米中通商紛争のあおりで低迷している輸出にさらに追い打ちをかけたことになります。

これまでの韓国の反応・指摘は、政府の想定内のことだと考えられますが、しかし、問題はこれからだと思います。

6月29日に閉幕した主要20ヶ国首脳会議で、自由貿易の重要性と反保護主義を掲げてきた日本に対し、世界から批判が集まることやWTO違反の声が高まる恐れがあります。
また韓国程ではないとしても、国内の電気・自動車・精密機械、半導体製造装置業界などへの影響が出てきます。さらに、将来的には半導体材料の調達先を日本以外の国へ変更することも考えられます。

解決が長引けば、日本・韓国ともに疲弊し関係がさらに悪化することは当然です。

「この際、徹底的にやれ」。「報復は即時撤回せよ」という考えがありますが、どちらも難しい感じです。

「官邸」の強い意向で出された措置のようですが、「官邸」はこの後の対応をどこまで考えているのでしょうか。

【7月7日追記】それにしても、実質的に禁輸となる7月4日は参議院選挙の告示日です。昔から、国民の目を海外に向けさせ国内の問題からそらすのは常とう手段ですが、この時期にやる意味がありません。強い安倍政権をアピールし、ナショナリズムを喚起するためて゛しようか。

韓国もよく分かりません。現政権に限らず支持率が下がると日本を敵対視してバッシングを繰り返します。また政権が変わると、前の大統領や関係者を逮捕したり、自殺に追い込む変な民主国家です。

日本の司法も完全に独立しているとは言い難いですが、韓国最高裁の判断は余りにも時の政権に忖度していると思います。

国際関係、外交の基本は「合意は拘束する。約束は守らるべし」です。国と国の間で交わした約束事は、政権が変わっても守らなければなりません。

「和解・癒し財団」の一方的な解散(6月)もおかしなことです。

そうは言っても、そんな国が隣にあり、長い歴史の中でお互いに影響を与えてきました。現在は、部品を相互に供給して生産活動を行う(水平貿易)関係です。パナソニックやソニーがLG製有機ELパネルを使ってテレビを生産しています。いろいろな産業でそれが進んでいます。

この問題で報復が報復を生み続けて行けば、韓国経済は破滅的な危機に陥ると思います。アメリカ・中国の介入や、「のっびきならぬ事態」へ行く前に解決をしなければなりません。

日本には、「大人の対応」が求められるのではないでしようか。