新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、一律10万円を給付する事が4月20日閣議決定されました。
一律給付の概要は、国籍を問わず住民基本台帳に記載されている全ての人が対象で、早ければ5月にも給付が始ります。
総務省の通達(4/20)には、事業の実施主体は市区町村で経費の負担(給付事業費及び事務費)は国の10/10補助。
給付対象者は令和2年4月27日(基準日)に住民基本台帳に記録されている者。給付額は対象者1人につき10万円で、受け取るのは世帯主。
給付金の申請と給付の方法は、給付金の申請にあたり必要となる申請書を郵送。申請方法は、①申請書類の郵送②オンライン申請が原則。やむを得ず窓口で申請を行う場合は感染拡大防止策を徹底。給付は原則として申請者本人名義の銀行口座へ振り込み。
給付開始は市区町村で決定(緊急経済対策の趣旨を踏まえ可能な限り迅速な給付開始を目指す)、とあります。
昨日、副市長より臨時会開催について
『特別定額給付金10万円を迅速に給付するため、5月14日又は15日に臨時会を開催したい。国会での補正予算通過後、市として直ちに準備に入り5月7日には議案書配布を予定している』。
申請書類の作成に必要な住民基本台帳に係わるシステム改修についての事前準備については、専決処分で進めて行く。また議案書配布はこれまで申し合わせで、議会開催日の10日前となっているが、若干短縮となるがご理解頂きたい。との話がありました。
緊急経済対策の趣旨に沿って1日も早い給付を行うことが必要なことから、日程・進め方について了承。議長と分担し、各会派代表及び無所属議員へ報告をしました。
すでに「先行実施」する市町村や議会を開かず「専決処分」で行う所も見られますが、議会で確認することは必要だと思います。吉川市でも70憶円以上のお金が動く事業です。地震や水害等の災害時対応とは異なります。
10万円を受け取るかどうかについて議論があります。対象者は受け取ってもらいたいと思います。出来るだけ地域で消費して頂きたい。
飲食店をはじめ売り上げが極端に落ちている事業者、フリーランス、困っている方は沢山います。
消費したくない方は、寄付をされたらどうでしょうか。余裕のある方は、10万円といわずにいくらでも。