『立候補予定者説明会』

先ほど、平成28年度1月24日に行われる吉川市議会議員選挙の立候補予定者説明会が開催されました。

中央公民館301・302講座室で午前10時より行われ、出馬を予定(検討)している候補者・後援会・選対関係者が出席しました。

吉川市選挙管理委員会より、〇選挙の日程と立候補届(立候補届の受付・必要書類・事前審査)、〇ポスター掲示、選挙公報〇選挙運動と運動費用等について説明がありました。また、吉川警察署からは、選挙カーの「設備外積載許可申請の事前審査」、郵便事業㈱吉川支店より「選挙運動用はがきの差出方法」についての説明がありました。

出席者はおよそ70名。1候補者当たり3名までとなっており、立候補予定者のほとんどの陣営が参加したと思いますが、共産党の現職3人が来ていませんでした。

私も支援者(選対メンバー)と一緒に3人で出席しました。選挙に係わる法令が大きく変わっていないので、基本的な内容・流れは前回と同様です。

一つ変わったのは、「選挙運動」に係わる規制の中で「インターネット選挙運動」が解禁されたことです。今まで公職選挙法では、選挙の公正、候補者間の平等を確保するため、選挙運動期間中に行われる文書図画の頒布・掲示その他の運動について一定の規制があり、インターネットによる情報伝達も規制されてきました。具体的には、ホームページやブログの更新やSNS、動画等のウェブサイトを利用した選挙運動が出来るようになりました。

説明会に出席したのは、26人の立候補予定者の陣営です。今日の参加者やこれまでの動き(駅立ち・ビラ等)から見ると次の選挙に立候補を予定しているのは、27~29人だと思います。現職18~19人、新人9~10名です。

現職は現在19名(定数は20ですが、松澤さんが県議になったため1名欠員)です。この間まで立候補しないと言っていた、野口議員が説明会に来ていましたので、現職19名全員が出るかも知れません。新人は9~10名です。今日出席された女性は、岩田さん・戸田さん・林さん・浜田さん、男性は吉川さん・小野さん・菊名さん・松井さん・太田さんです。そして名前を出していない1名の方がいます。

この後、本人の気持ちや支持者・後援会の意向等で最終的な出馬の判断が下されると思いますが、そう遠くない時期にはっきりすると思います。

「投票率」や新人候補がどれくらいの票を獲得するのか分かりませんが、厳しい選挙になると思います。

投票率が伸びず新人が票を食い合うと、当選ラインが下がり現職有利に、投票率が伸びず新人が大きく票を獲得すれば、現職で下位の方は落選することになるのではないでしょうか。投票率が上がれば、新人や無所属議員に有利になると思いますが、実際にどうなるのかは分かりません。

いづれにしても、固い組織・地盤・固定票を持つ政党・人は強いですが、そうでない候補者は大変です。私もまた、危なっかしい選挙を戦うことになります。

↓「立候補予定者説明会」出席者一覧(18番の方は公表せず)  *選挙管理委員会より名簿の訂正通知がありました。 誤)17松井 政 ⇒ 正)17松井 攻

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選挙モード

先日、私が入居しているマンションでも、来年1月の市議会議員選挙に出る予定者が「挨拶」に来たという。
住民の一人が候補者を連れて、各戸を回っていたそうです。

また、候補者は連れていませんが『〇〇さんが出るのでよろしく』と訪問されている方もいる。
いよいよ、「選挙モード」に入ったようです。

会派(政党)のビラは、『選挙』を意識した内容になり、出馬を予定している現職議員も個人のビラを作ってアピールしています。
4年前に立候補した方を含め新人もまた、朝から「駅立ち・ビラを配り」をしています。

この間まで、『現職以外に10人を超える方が出るので、選挙ポスターは貼る掲示板も30人分では足りないのでは?』と言われておりましたが、長年議員をされた方の話では、選挙前は面白半分、酒の肴に『誰それが出るそうだ』『誰それは地元の評判が悪いので、今回は苦戦する』等、いろんな話が出るが、選挙が近づくにつれだんだんと固まってくると言っておりました。

その言葉通り、だいぶ収斂されてきたように感じます。『家族(奥さん)の反対でやめたそうだ』『誰と誰は一本化で話がまとまったようだ』等の話からすると、立候補者は25~26名程度だと思いますが、11月29日(日)の「立候補予定者説明会」への出席者の顔ぶれで、おおよそ明らかになります。

現状では現職18人、新人7~8名の感じです。自民党の1人が辞めるようですが、公明・共産・市民党は現職が出るようです。私たち市民改革クラブ(伊藤・いながき)も予定しています。

新人が多く出て、影響を受けるのはやはり無所属・市民派の我々です。政党の方は、固い組織や地盤(地域)がありますが、私たちにはそれがありません。しかし、そういったものがないからこそ、いつも緊張感を持って活動が出来るのだと思います。

多くの人は自分の立場が安泰だと思えば、怠け心が頭をもたげ、楽な方に向かいます。大変なことや面倒なことをやらなくなります。反対に、ガンバリ続けなければその立場にいることは出来ない、いつでも自分に代わる人がいる、と考えて行動する議員には手抜きをすることは出来ません。大きな違いがあると思います。

無所属・市民派議員は常に、『市民の負託に応えているか』が問われるのだと思っています。生意気な言い方ですが、私は他の議員と比較されようとは思いません。スタンスが違うと思っています。そして議員になる前提は、その方の「志」にあると思います。議員になって、『何をしたいのか』『何をするのか』を持ち、真摯に努力し続ける方々がやるべき仕事だと思います。

そのような方が多数派となり、私もその一人になりたいと考えています。

 

 

 

 

いきいき百歳体操

11月13日(金)、『いきいき百歳体操』に参加しました。

市のいきいき推進課と、吉川中央病院でリハビリを担当している理学療法士の方を講師に迎え、指導をしていただきました。
マンションの集会室で、途中、休みを入れながら1時間半行われ、十数名の参加者と一緒に私も初めて百歳体操を体験しました。

百歳体操は全部で6種類。おもりを手首に巻いて、1腕を前に上げる運動 2腕を横に上げる運動 3椅子から立ち上がる運動 おもりを足首に巻いて、4膝を伸ばす運動 5脚を後ろに上げる運動 6脚を横に上げる運動の6種類です。

運動のやり方や注意点は、〇ゆっくり行う 〇約8秒で動かし、約8秒で戻す 〇歌を歌いながら運動する 〇息を止めないことです。歌は童謡の「花」や「我は海の子」等です。

一つの運動毎に、記録紙に本数・回数・感想を記入します。感想はA「楽」・B「ややきつい」・C「きつい」です。Aの場合は次回におもりを1本(200グラム)増やし、Bは同じ、Cは減らすというものです。おもりは最大10本(合計2㎏)迄入ります。

この、『いきいき百歳体操』を3か月(15回)続けると、相当効果があるということです。吉川でもすでに行っているところで、最初付き添いの方に支えられて来た方が、一人で歩けるようになったそうです。嘘みたいな話ですが本当だと言っていました。

筋力トレーニングと脳トレは効果があるようです。埼玉県の和光市だったと思いますが、以前から高齢者の筋トレ・脳トレを推進し、医療費の削減や介護認定度の低下に繋がったと聞いています。

同時に別のことをやると脳の活性化が促進するようです。体操をしながら、歌を歌う・しりとり・計算をする等は効果があるようです。

『いきいき百歳体操』は、成人病をはじめ介護や認知症予防対策の一つの方法ですが、「平均寿命」と「健康寿命」のかい離を縮めていくための取り組みです。

日本は世界最高の長寿国であり、年々平均寿命が伸びています。しかし、健康寿命とのかい離が広がっていることが問題です。
2013年の統計では、男性の平均寿命は80.21歳ですが健康寿命は71.19歳です。女性は86.61歳の平均寿命に対し、健康寿命は74.21歳です。女性は長生きですが、死ぬまでに、病気の治療や介護を受ける期間が長いということになります。

お金もかかりますが、元気に生活出来ないことが最もつらいことだと思います。人は最後まで自分の意思で行動できることが、幸せだと思います。『ぴんぴんころり』で逝きたい、と願う人が多いのもうなづけます。

少し古い調査(厚労省)ですが、『死ぬ何日前から寝たきりになったのか』を調べたことがあるそうです。死亡前日まで元気だった人は13%、それを含め1週間前まで元気だった人は18%、1ヶ月前までは30%です。1年前までですと70%位です。皆が皆、長い間寝たきりで亡くなるわけではありません。

国や行政からすれば、『死ぬ前の寝たきり期間』を短縮できれば、医療や介護に要する資源(人・モノ・金)を軽減でき、国民・市民の負担を軽くすることが出来るということです。

2015年の日本の人口は、1億2,691万人。男6,171万、女6,520万。年間出生数100万人。年間死亡数127万人です。65歳以上の人口は3,349万人。高齢化率26.4%で、介護・介護予防サービス受給者は、588.3万人。高齢者の17.6%。75歳以上人口は、1,619万人、後期高齢者の割合は12.8%です。

吉川の人口は70,373人。65歳以上の人口は14,732人で、高齢化率20.9%です。75歳以上の後期高齢者は、5,191人で7.4%です。介護保険で、要支援1・2と要介護1~5に認定されている方(要介護者の認定率)は12.3%となっています。平成27年から29度の介護保険料は、所得段階が11段階あり、第5段階(基準額)で月額4,731円です。

負担と給付の関係を日本全体でみると、保険料は第1号被保険者3,200万人、第2号被保険者4,100万人。7,300万人の被保険者が保険料を払い、サービスを利用している人数は、居宅介護(支援)サービスが367万人、施設介護サービスの受給者が89万人(特養48万人、老健35万人、療養病床7万人)の、457万人が何らかのサービスを利用しています。特養への入所待機者は50万人います。

保険料を払っている人の6.3%しか介護サービスを受けておらず、高齢者の約15%しか利用していません。それでも年々給付額が増え続け、制度の見直しと保険料の改定が行われてきました。介護保険の給付は、平成12年~14年度の第1期3.6兆円でしたが、第5期には10兆円となりました。

元気な高齢者が85%います。この元気な高齢者が、死ぬまで元気に生活できるよう『健康づくり』の取り組みを進めることと、『働き手』として活用していくことが、『介護保険制度』を維持し、『元気な日本』にしていくための鍵ではないでしょうか。

 

モアステージ文化祭

先日、「文化祭」の準備会の会合がありました。
私の住んでいるモアステージ「文化祭」の打合せです。
今年で5回目になります。

例年11月の開催ですが今年は12月3日(木)~6日(日)迄です。

昨年は北海道へ親戚の葬儀に行ったため、参加出来ませんでしたが、私は、1回目から『生け花』で参加しています。

「文化祭」を始める時、今後多くの方に気軽に参加していただくため、私の下手な『お花』を出すことになりました。
見に来られた方が、「この程度なら」と思ったどうか分かりませんが、年々出品される方も増え、今では、やきもの・竹細工・革細工・写真・和歌・押し花絵・油絵・水彩画・水墨画・書・フラワーアレンジ・トールペインティング・チャイナペインティング・プリフラワー・人形・パッチワーク・手芸品・木彫等です。今年は、絵手紙も加わるようです。また期間中は、サークル活動の見学も出来る予定です。

初めて水墨画や木彫りの「仏像」を見た時は、その出来栄えにプロの方ではないかと思うほどでした。いろいろな方が趣味を楽しんでいます。

サークル活動も盛んで、合唱・太極拳・なまらん体操・水彩画・絵手紙・ウオーキングや、麻雀のグループも活動しています。月に数回お茶を飲む「談話会」も。毎月、毎週何かをやっています。

家庭菜園グループの「秋の収穫祭」では、山形出身者の「芋煮づくり」指導の下、ワイワイ言いながらみんなで料理して食べます。また、畑で採れたものを使った料理を持ち寄ります。それぞれの家庭の味も楽しめます。単身赴任経験のある男性は特に手際がよく、見とれてしまう。赴任先の「地域性」のことや、「出身地のお雑煮の違い」等、話が盛り上がり、お互いの一面を知ります。

会には世話人やリーダーがいて、自主的に運営をしています。講師を務めている方もいます。皆ボランティアです。

参加者も世話人もそれぞれに、『居場所』があり『役割』があります。人が生きていく上で、大切なことだと思う。とりわけ、少子高齢化社会では必要とされることではないでしょうか。

「住み慣れた地域で最後まで自分らしく暮らす。」介護保険制度の目指すところですが、そうするために取り組まなければならない、『新たな地域づくり』の一つの姿だと思います。

全国各地の出身。企業や役所そして自営で、いろいろな経験をしてきている。ダイナミックな力の源は、やはり『多彩な方々』にあると感じます。