施政方針と代表質問

3月議会は一昨日の25日(木)、午前10時から始まりました。
中原市長の、『平成28年度施政方針演説』の後、58の議案が上程されました。そして昨日(26日)は、施政方針演説に対する『代表質問』が行われました。

代表質問は、公明党、共産党、自民・みらい、市民の会・無所属の順に、各会派一名が代表して質問に立ちました。(昨年、市民改革クラブが一番最初にやりましたが、議会の構成が変わっていることから(議員も入れ替わり、新しい会派も誕生)、改めて決めるべきで、会派の人数の多い順にすべきと主張しましたが受け入れられませんでした。)

質問の内容は、施政方針を受けての質問ですので大体似たような内容になります。

市長就任2年目の所感、地方創生、まちづくり(災害から市民の命と財産を守る、子育てしやすいまち、生きがい・学び等)が中心です。
新庁舎建設、第4中学校、保育所、治水、観光、農業等の内容について、『具体的に伺いたい』と質問しますが、その中で会派(党)としてのこれまでの取り組みや成果をちりばめます。

それに対する市長答弁は、考え方や方向性についての説明が中心です。詳細の内容や予算については、議案や予算審議(審査)の中で明らかになります。

代表質問も事前に通告書で知らせますので、淡々と市長が答弁します。今回も市長は、各会派の質問に丁寧に答え、「持ち上げる」ところもありました。
一般質問や議案、予算等の答弁内容は担当部署が作成し、市長と調整・確認していると思いますが、代表質問に対する答弁はよく分かりません。どこまで副市長や政策室が関わっているのか今度確認しておきたいと思います。

最初の答弁は基本的には驚くような発言はありません。 しかし、再質問でどんな質問が出されるのかは、その時にならなければ分かりません。

質問をする側からすれば、最初の答弁内容が余りにも期待ハズレであったりすると、再質問は厳しくなります。逆に答弁する側は、再質問での内容や表現によっては少し挑戦的な答弁になることがあります。今回もそんな場面がありました。

お互いにポーカーフェイスで対峙していますが、人間ですので言葉や表情に出ます。日頃の関係性が見えます。同時に、それらを見守る執行側の方々にも現れます。

特に、中原市長の隣で、『ハラハラ』したり『安堵』する副市長の姿は印象的です。大変だと思います。

生ごみ減容化処理

 

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生ごみ減容化処理及び堆肥化施設

 

昨19日(金)午後、久喜宮代清掃センターへ、『生ごみ減容化処理』施設の見学に行ってきました。

久喜宮代清掃センターのごみ処理施設は、焼却施設(2炉)・粗大ごみ処理施設・剪定枝資源化施設そして、生ごみの減容化処理と堆肥化をする施設です。

生ごみの堆肥化はへの取り組みは、平成13年から具体的に検討がされ平成15年には生ごみ堆肥化施設(大地のめぐみ循環センター)が稼働し、その後、生産効率の高いシステムへ移行するため実験を繰り返し、現在の「HDM処理方式」による減量化処理に移行しました。

HDMシステムは、微生物を使った生ごみ減容化システムです。放線菌・糸状菌・油分解菌等の微生物が付着したチップ(木片)に生ごみを投入し、よく混合することで生ごみの発酵分解が効率よく進むそうです。
多様な微生物の作用で、悪臭もなく水分も残らないので汚水処理の必要もありません。

「HDM処理方式」による生ごみの減容化は、これまでにない高効率・低コストで生ごみ処理が実現できるシステムといういことから、千葉県我孫子市・長野県大町市・岡山県和気町でも導入されています。

大きな倉庫のような建物の中に、生ごみが積まれていましたが、臭いもなく汚水も出ていませんでした。
コンクリートの床に埋められた管から空気が出るようになっていました。発酵分解が進むそうです。

処理の流れは、①収集された生ごみを搬入し、破袋分離機に投入 ②分別された生ごみを取り出し、生ごみと菌床(チップ)を混合、撹拌する ③生ごみは、炭酸ガスと水分に分解され減容されます。

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投入⇒撹拌⇒減容を繰り返し、月に一度取り出し、堆肥を作ります。この時、チップを取り出し再利用します。年間30トンの堆肥(埼玉県が特殊肥料として認定)が出来、市民に無料配布されます。

4tの生ごみが24時間後には0.4tになりますので、ごみがどんどん積みあがることはありません。
微生物は、液状のものと粉状のものがありひと月に一度、菌床と生ごみの山に投入されます。年間300万円購入しています。

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Jpeg 空気が出ます

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Jpeg チップと取り除かれたスプーン類

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Jpeg 堆肥

環境負荷低減のため、廃棄物を焼却せず資源化する取り組みですが処理費用は、1トン当たり約5万円かかるとのことです。焼却の場合は約3万円ですので単純比較では高くなりますが、焼却施設のイニシャルコストと運営・維持管理、メンテナンス等のランニングコストを考えると実質どの程度の差になるのか分かりません。

ごみを燃やして埋める時代から資源化していくことは、循環型社会の中で必要な取り組みだと思います。

以前から私が提案している戸田市の「花いっぱい運動」を吉川でも実現していくためにも欠かせない生ごみの堆肥化事業ですので、さらに調査を進めて行きたいと思います。

 

*埼玉県戸田市の『花いっぱいプロジェクト』。 家庭から出る生ごみを、花の苗と交換し花いっぱいの街づくりを進める。生ごみはたい肥化して花の苗を育てる。苗の生産には、障がい者が活躍している。まちの美化とごみの資源化、障がい者の雇用と交流、さらには環境教育にも役立てている一石三鳥の取り組み。平成22年12月議会で提案し、執行側も検討するとしましたが進んでいません。

 

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Jpeg 焼却施設

 

 

 

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Jpegし尿処理施設

 

朝の散歩

選挙の前後、3週間お休みしていた「朝の散歩」をまたはじめました。

家からレイクタウンへ行き、調節池を1~2周して帰ります。
池のほとりで「適当な体操」をすることもあります。その日の気分と体調で、帰りのコースを変えて戻ったりします。

来た道を戻ることが多いですが、遠回りをして歩いたことのない道を行くこともあります。歩いているうちに知っている場所に出て、『ここにつながっていたんだ』と位置関係が分かります。

そこで新しいものを見つけるのは楽しみの一つです。

小さな神社・仏閣、石碑や地名そして標札の名前・門構えから、かつての一族の暮らしぶりや地域の様子が想像できます。

また、その名前からサラリーマン時代の同僚や上司・部下、取引先の担当者の顔が浮かびます。
嫌なことはほとんど記憶にありませんが、個性的だった人のことやいろんな方に助けられてきたことを思い出します。

何十年もの間、全く思い出したことがないのに、名前や風景、臭い等で突然その当時のこと・情景がよみがえってきます。
つくづく、人間の記憶は不思議だと思います。

「レイクタウン」そばのスタンドでは、レギュラーガソリン1リットル99円、会員価格だと97円でした。昨年からどんどん下がっています。車を持っていませんが、なぜ下がり続けるのか、いつまで続くのか気になります。

原油価格が大きく下がり、あっという間に前年の5分の1、4分の1となりました。大きな原因は世界経済とりわけ中国経済の減速でしようが、産油国やメジャーによる「シェールガス」潰しのガマン比べやロシアへのバッシングもあるように思います。各国や関連団体の思惑も絡み、少し続きそうです。

そんな中、ヨーロッパ最大の経済大国ドイツの「多重危機」は、ヨーロッパの金融不安だけでなくEU全体の不安定化につながっています。アメリカ経済の陰りは、世界経済の先行き不安をあおり、金融市場の混乱が起こしています。

止まらない株安・円高の流れ。12日の東証日経平均株価は15,000円を割り込みました。円高は、輸出関連産業の収支を悪化させます。賃上げどころか雇用への影響も出てきます。そうなるとアベノミクスや消費税のアップどころではなくなるかもしれません。元々相当無理をした日銀の金融政策でしたので、これ以上のあがきは賢明ではないと思います。

衆参同時選挙で『憲法改正』、と考えていた安倍内閣の政権運営に水を差すばかりか、足元を揺るがすことになる今回の『世界経済の減速』『世界金融市場の混乱』は、吉川市議会議員選挙と同じく神様の「絶妙なさじ加減」のような気がします。

*ブログの更新が遅れ申し訳ありません。今朝ブログを書いていましたが、10時から『7人の女性議員を囲む会』が、おあしすフィットネスルームありましたので、そちらに出席していました。タイムリーな企画で、よい会でした。新たに議員となった方には「初心を忘れずに」活動してほしいと思います。勿論、私自身もそう考え行動して参ります。

 

臨時議会の開催

2月5日(金)午前10時より、平成28年第1回吉川市議会臨時議会が開催されました。

議長・副議長、常任委員会委員、議会運営委員会委員、監査委員の選任の他、「東埼玉資源環境組合議会」議員及び「吉川松伏消防組合議会」議員の選挙が行われました。

新体制は、議会の顔ともいえる議長に互 金次郎議員(公明)、副議長には稲葉 剛治議員(市民の会・無所属)が選ばれました。
議会運営委員会委員長と監査委員には齋藤 詔治議員が就任。
常任委員会の委員長は、総務水道委員会(伊藤正勝)・文教福祉委員会(稲垣茂行)・建設生活常任委員会(降旗聡)が互選されました。
また、広報委員会委員長には五十嵐惠千子議員(公明)が互選。

今回の選挙で自民4・共産4・公明3、そして無所属・市民派系の9人の20名の議員が選ばれました。
どこの政党にも所属しない無所属・市民派系9人が新会派「市の会・無所属」を結成したことにより、議会の勢力地図は大きく変わりました。

議場内の議席配置も変わり、『会派控室』も変わりました。

無所属・市民派議員が最大会派になる、全国でも珍しい議会となりました。

『数は力』です。
最大会派となったことで、副議長、議会運営委員会委員長、監査委員のポストを手にしました。また、総務水道・文教福祉・建設生活常任委員会の委員長にも、われわれ「市の会・無所属」の議員が就任しました。

総務水道と建設生活常任委員会は数の力で委員長となりましたが、文教福祉委員会は違いました。

文教福祉は、共産党2名、市の会・無所属2名、公明1、自民1の構成ですが自民が公明党議員を委員長に推し、2・2・2となったため、最終的にくじ引きとなりました。
くじ引きの結果、いながきが委員長になりました。

人的には大きく変わった吉川市議会。
市民の方を向いて、市民ための議会としてまっすぐに活動できるかどうか、『議会の中身・質』を変えて行けるかどうかが問われています。

前例主義で、これまでと同じ発想、取り組みでは市民の期待に応えることは出来ません。
われわれ「市民の会・無所属」議員だけでなく全ての議員の質が問われ、試されていると感じます。