1年間ありがとうございました

いよいよ大晦日となりました。
明日は新しい年を迎えます。

今年も色々な事がりましたが、あっという間の一年でした。
年々1年が速く過ぎるように感じます。
歳を重ねたせいでしょうか。

昔、義父が、『人生はあっという間だよ』と言った言葉を思い出します。

会社の帰りに毎日のように妻の家に行っていました。必ずビールを持ってきて、『まあ、おやりなさい』と勧めてくれました。義父は飲まずに私一人が飲み、二人でいろいろな話をしました。
何年間もそんなことをしていました。

ある日、『アグレマン』て何のことですか?と聞かれました。
『外交官を派遣する時、相手国に事前に了解(個人についての同意)を求めることではないですか。形式的な事のようです。』と伝えた。
何の授業で習ったのかは覚えていませんが、そんなような事を聞いた覚えがありましたので。

新聞をよく読んでいる人でしたので、何かの記事で気になって聞いたのかもしれません。

また「将来にやりたいことは」と聞かれた時、『柳橋あたりで、芸者さんと一杯飲みたいですね』『やっぱり柳橋でしょ。赤坂や新橋ではないですよね。』、と返した。

すると、ひどくがっかりした様子で、『あ、そうですか』と言われた。半分『冗談』で言ったことが通じず、自分の間抜けさを悔やんだが後の祭りでした。

昨日の新聞にこの1年間の日本と世界の出来事が月別に書かれていました。
英国では国民投票でEUからの離脱が決まり、米大統領選挙では、予想に反しトランプ氏が勝利。震度7を2度観測した熊本地震。リオデジャネイロ五輪。世界の各地でテロが相次ぎ、日本の障がい者施設では19人が殺害されました。オバマ大統領が広島へ、安倍首相は真珠湾へ。等等。

月別にみると、実にいろいろなことがありました。
政治・スポーツ・経済。そこには全て人の関わりがあり、人とつながっています。

また今年亡くなった方々を月別にみると、その方の在りし日の姿が浮かんできます。あんなに元気に活躍し、輝いていたのに。時代の顔だった。と思います。
同時に、人は必ず亡くなるということを再認識します。どんな方も、いつかは死ぬという事実です。

だからこそ、『生きている間はしっかりと生きなければ』と思います。

この1年、たわいもないブログにお付き合いを頂きありがとうございました。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

いながき 茂行

今年もあと1週間余り!

先週は『満月』でした。
夜の月もいいですが早朝に見る月もなかなかのものです。

朝5時頃から日の出前に見る月はきれいです。
5時頃は暗闇の中で星とともに輝いています。空はやがて深い紺色になり、そして青く変わって行きます。
月は少しづつ存在感が薄くなり、気が付かなくなります。

『満月』は金色に輝き、本が読めるほどの明るさでした。今週は『半月』に変わってきました。もう、『三日月』です。

「立待の月」、「居待の月」、「寝待の月」という言葉があります。昔の方は季節の移ろいをいろいろな言葉で表現してきました。あらためて豊かな感受性と鋭さを感じます。

30代半ばのころ、お花の先生に、『偉くなってお金を稼ぐことも豊かになることかもしれません。でも毎日の生活の中で、木々やお花から季節の移ろいを感じるのも豊かな事だと思います。』と言われました。

私が勤めていた会社が自主再建をあきらめ、事業所の閉鎖を考えている頃でした。
きっとすごい形相をしていた私に、『もう少し心のゆとりを持ったらどうですか。どこへ行っても、どんな時でも楽しみはありますよ。』と言ったのだと思います。

数日して、酒売り場にいた私に陳列棚の間から笑顔を覗かせ、「いながきさん」と声をかけられました。

勅使河原和風会の中で『名人』と呼ばれ、会頭と一緒に世界中を駆け回り、お花を広めていました。

先生を指導する先生でした。じっと活けたお花を見つめ、ほんの少し花や枝の向きを変えたりしました。一枝・一輪を足す・引くことや葉一枚を落とすことで、全体が変わることを伝えていました。

生けた花を通して、一人一人が持っている魅力や力を最大限引き出していたのだと思います。
「お花」から心の状態を見ていたようにも感じます。
先生は随分と前にガンで逝きました。

12月議会が終わり…

ブログ更新が遅れ、申し訳ありません。

12月議会は、11月30日開会初日から『波乱』に富んだ議会となりました。
議案上程後、私に対する「文教福祉常任委員長不信任決議」の動議が出され可決しました。

12月6日開催の「文教福祉常任委員会」での議案審査では出席委員の定足数を満たせず「散会」となりました。
これにより、日程の追加と変更が行われることになり、執行側にも市民の皆様にもご迷惑をかけてしまいました。

私たちが主張していた、議会の最終日に「動議」を出して頂ければ混乱は避けられていました。

今議会では、共産党小林議員の発言に対し訂正を求めたり、公明党五十嵐議員の一般質問に対し、「発言の訂正を求める決議」が出されました。訂正を求める決議は、9対9の可否同数となりましたが、議長が否としたことで可決には至りませんでした。

また、請願第2号 「みんなが豊かに暮らすために気軽に利用できる地域公共交通の確立を求める請願」でも、請願審査(総務水道常任委員会)の中で請願の要旨、①「地域公共交通会議」をつくること。について疑問が出、「趣旨採択」とする動議が出され可決されました。しかし、本会議での審議で自・公・共が原案に賛成したため「趣旨採択」とはなりませんでした。

委員会や本会議でのやり取りを聞いていて、請願者の願意と請願要旨には齟齬があると感じました。共産党の言い方でいえば『紹介議員としての役割を果たしていない』という事になります。紹介議員はどのように考えているのでしようか?

12月議会は、これまで「自分たちだけの主張が正しい」と数の力で、自・公・共が強引にやってきたやり方に対し、会派として初めて異議申し立てを行ったと言えます。

自分たちのことを棚に上げて、相手を攻撃するやり方はおかしいですよ。ということを伝えた議会だったと思います。

*昨日17(土)は千葉県白子町へ行っておりました。
両親のお墓に今年最後の挨拶をしてまいりました。

吉川市議会では

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南 東京の方向 中央左がスカイツリー

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西 富士山

我が家のベランダからは、南の方向に東京のビル群、西は富士山と奥多摩・丹沢連峰(?)が見えます。
今朝も青い空の下、遠くにスカイツリーや丸の内そして新宿に至る高層ビルが並んで見えます。

会社にいた時も上層階にいましたので、目の前に新宿の高層ビルや東京ドーム、西は多摩川の流れにそって多摩丘陵がお椀のようにポッコリと、そして奥多摩の山々と富士山が見えました。
特に冬の寒い時期はくっきりとその姿を現しておりました。

仕事の合間、疲れた時には休憩スペースでお茶を飲みながらよく外を眺めていました。ぼおーっと「一休み」してからまた、仕事をする。そんな毎日でした。

今日は晴れ渡った青空、澄んだ空気、冷たく乾いた風、爽やかな冬の一日を感じます。

対照的に、議会では相変わらず、何んとも言いようのない淀んだ空気と「市民不在」の議会運営がなされています。

これらについて、言葉にしたり文字にすることは恥ずかしいとさえ思います。しかし、文字や言葉にしなければ「人」には伝える事が出来ません。文字や言葉にすると、恥ずかしい人達と同じレベルの人になるようで躊躇します。しかし、おかしなことは、やはりおかしいので見過ごすわけにはいきません。暴挙に対しては、『ペンは剣よりも強し』という言葉もあります。きちんと主張しなければならないとも考えます。おいおい、じっくりと考え取り組みたいと思います。

昨日(12/9)開かれた議案審議に先立つ「委員長報告」の中で、文教福祉常任委員会の委員長として以下の報告をしました。

『ご報告申し上げます。会議は、12月6日 火曜日、午前9時28分より行われました。開会後、議事進行に係わる発言が委員よりあり、開会日の決議を受けての委員長の進退について確認がございました。「委員長辞任の意思がない」との確認後、委員長の下での議事進行には応じられない旨発言があり、暫時休憩いたしました。

その後、退席した委員に、会議再開へ向け出席の「催告」を行いましたが、調整がつかず、会議を再開するための定足数を満たせなかったことから「散会」を宣言いたしました。よって、付託されました議案につきましては、審査未了となりました。以上です。』

この後、議会運営委員長より12月定例会の運営及び会期日程の変更について報告がされ全体での確認を行いました。

確認内容は、①会期は12月15日まで一日延長し、会期日程を変更。12月12日の本会議で、審査未了となった文教福祉常任委員会付託の議案を審査し、一般質問は1日づつ繰り下げる。②議案の審査での質問は、文教福祉常任委員会所属の委員のみ。事前通告制とし、質疑は2回まで。答弁は、担当部長。質問時間は会派の持ち時間内とする。こととなりました。

私たちが主張していた、議会最終日に文教福祉常任委員長に対する「不信任動議」を出していればこうした混乱も、市民をはじめ執行側にも迷惑を掛けずに済みました。

本来、議員として果たすべき委員会での審査を放棄し、会期の延長、日程の変更等の混乱を招いた責任は重い。

「市長」に対する不信任は、可決すれば市長は「辞任」又は議会を「解散」するかの選択を迫られる。法的に手続きが明確になっています。しかし、「議長」や「委員長」等への不信任については定めがなく、可決しても法的拘束力はありません。

こんなことを繰り返している議会に対し、何んとも言えぬ市民の「溜息」が聞こえてきます。

*私の一般質問は12月14日(水)午前10時~となりました。質問内容は、①マルサン問題解決へ向けて ②公金等の紛失について。

 

今年もあとひと月余り!

いよいよ12月です。
今年も残すところ、ひと月余りとなりました。

暮れを迎えると度に、『あっという間にまた1年が過ぎてしまった。』『新しい年を迎えるとまた年を取る。こんな風にして一生も、あっという間に終わってしまうのだろうか』と思う。

1年を振り返ればいろいろなことがあった。1月末の選挙ではかろうじて当選し、3期目の議員生活を送ることとなりました。
8年間、伊藤さんと二人でやってきた「市民改革クラブ」を解散し新たに「市民の会・無所属」の結成に参画しました。

4人の新人女性議員と中堅・ベテラン議員の男性5人、計9名の会派となった。吉川市議会はもとより全国でも極めてまれな、政党に属さない無所属市民派が最大会派となる歴史的な出来事が起きました。

これまで3月・6月・9月と3回の議会を経て、いま12月議会を迎えています。よちよち歩きの会派ですが、試行錯誤しながら徐々にまとまってきています。12月議会は、11月30日(水)に始まり12月14日(水)までの会期となっています。

9月議会では一般質問の途中、発言の訂正・お詫びさらに懲罰としての「陳謝」をすることとなりました。この12月議会では、議会初日、私に対し「文教福祉常任委員長の辞任を求める決議」が自民・公明・共産により提出され、10対8(私は当事者の為、決議には加われず)で可決されました。

言いたいことはありますが、12月議会ではこの後、委員会での審査等がありますので現段階での論評は控えます。議会終了後報告をしたいと考えています。

今朝は5時半に家を出て、散歩に行きました。日が昇ると、雲一つない青空が一面に広がっていました。
とても気持ちの良い朝でした。

今日はこれから、お墓参りです。
駒込と田端の間にあるお寺には義父母が、巣鴨のお墓には祖父母・叔父と叔母・従兄弟が眠っています。
両親のお墓へは議会終了後に行く予定です。