プロカメラマン・写真家

4日前、選挙ポスター用写真や写真を使った動画の撮影のため、早朝から一日中市内を移動していました。

日の出前に最初の写真を撮り、次に朝日が出るのを待って撮影を始めました。陽の強さや当たる場所等を考えながら移動と撮影を繰り返しました。
写真のことは分かりませんので、陽の強さが具体的にどんな影響があるのか分かりませんが、きっと想像できない程の影響があるんでしょう。

今回もプロのカメラマンに撮って頂くことになりました。
東京・横浜・京都を中心に活躍している写真家ですが、もろもろの芸術と写真を組み合わせた個展のため、全国を飛び回っている方です。

我が家にもその方の写真が1枚あります。琵琶湖に浮かぶ竹生島を写したものです。雲の中を鳥が2羽飛んでいます。

吉川での撮影のため、前日の深夜、隣の市に宿泊し朝食も取らずに来市されました。

秋口から強くなった私たちへの攻撃で、その対応を優先していましたので、ポスターや政策チラシの準備が出来ずにいました。
1月11日の事前審査に間に合うよう、スケジュール調整を制作会社の方がしてくだいました。何とか出来そうです。

カメラマンとは4年ぶりですが、ますます元気な様子でした。
相変わらず、上手にほめながらそのシーンを撮って行きます。
自分でも気づいていないいい表情を引き出し、その瞬間を捉える。プロの仕事だと思います。

どんな写真になるのか楽しみです。

前回の写真は本当にいい写真だと思っています。
私の生前葬には、これしかないと確信しています。

新宿駅

昨日、杉並区役所で戸籍謄本をとるため新宿経由で阿佐ヶ谷へ行ってきました。
埼京線ホームから中央線への乗り換えで、地下を歩きましたが工事中でした。

新宿駅は学生の頃から利用していますので50年以上になります。いつも工事をしている駅。いう印象です。


子どもの頃は、青梅街道を走る都電に乗って行っていました。当時、新宿の東側には伊勢丹と三越そして東京丸物、駅前には、食品の二幸(三越の食品会社)がありました。

西口側は、淀橋浄水場が広がっていました。
京王や小田急デパートはまだありませんでした。
地下広場ももちろんありません。

淀橋浄水場跡に次々と超高層ビルが建ち、都庁が有楽町から移転。それに合わせて駅も変わっていきました。ホームの数が増えました。50年前は9番線までだったと思います。次は10番線になるのかと思っていらら0番線になりました。なぜそうしたのか分かりません。

新宿のまちが変化していく中で、駅も変わっていった行ったように思います。今、東口の西武新宿線新宿駅の上に立つホテルから見ると、歌舞伎町の変わりようがよく見えます。かつての劇場や映画館、スケートリンク、歌声喫茶、ジャズ喫茶、バー、スナック、キャバレーがなくなりました。三平食堂も民謡酒場も。

かつて皆が求めていた「まち」は、その役割を終え新たな装いをしていきます。来る人によって「まち」は変わっていきます。

それに合わせて駅も変わっているようです。

以前、北千住に店を出すとき、JR九州の方が「飲食店」を出店したい。と来社されたことがあります。話のなかで、『JR九州全体の1日の乗降客は、新宿駅の乗降客数より少ない』と伺いました。

おそらく乗降客数日本一の駅だと思いますが、駅を利用される外国の方はどの位の比率になっているのでしょうか。50年後「まち」は、「駅」は。

 

 

 

 

 

 


12月議会が閉会

昨日、12月議会が閉会しました。
最後の3日間は一般質問ですが、議長を除く19人の議員全員が一般質問に立ちました。
任期最後の議会で皆、気持ちは来年1月の選挙にあるようで、いつもより早めに質問を終える方が多かったように思います。

1期4年、早いです。あっという間に4年が過ぎたように感じます。

4年前、市民の会・無所属でスタート。定数20人中、9名の最大会派となりました。どこの政党にも属していない議員達が最大会派になったのは他に例がないと思います。全国的にも珍しく、しかも女性議員が7人(20名中)という構成は埼玉はもちろん全国でも珍しい議会となりました。

途中、3人が離脱しましたので市民の会・無所属は6人となりました。それでも最大の会派です。それぞれがはっきりとした意見を持っている個性的な集団ですので、色々な見方・考え方があり、深い議論になります。多様性の良いところだと思います。

6人になったことで、本来の二元代表制の下での議会・議員の役割を果たすことが出来たと思います。行政のチェック機関としての役割です。吉川市議会史上初めてだと思いますが、予算の減額修正を行いました。おあしす改修予算8,700万円を減額修正しました。大変な作業でしたが、新人の女性議員が頑張ってくれました。また、議会事務局にもお世話になりました。

この他、産業振興部の新設や「文化」を教育委員会から市長部局へ移すことを止めました。出来なかったこともあります。議会の「意思」は数で決まります。議会がまとまらなくては出来ません。

市が行う事業や政策等は全て、その必要性や有効性を検証するとともに「市民参画」の視点からのチェックが必要です。

多くの地方議会が単なる「追認機関」となり、市長与党・野党を気取っているのが現状です。おこぼれの飴を頂いたり、虎の威を借りる議員は後を絶ちません。

そんな中で、本来の役割を果たすことが出来た4年間でした。その分、我々への風はひましに強くなってきたと感じます。

森永卓郎さん

先週の土曜日、森永卓郎さんを招いて講演会を開催しました。
テーマは「どうする!年金2000万円問題」~これから私たちはどう対策すればよいのか~。

自ら運転する軽自動車で、中央公民館へ森永さんはやってきました。メールでの事前打合せの際、「車で行くので駐車場を1台分確保しておいてください」と要請され、車の写真を送って頂いていましたので、すぐに分かりました。

ホールの舞台横にある控室へご案内をして、道路の渋滞状況を伺うと「めちゃ混んでた」と。やはり吉川橋(仮橋)が工事の為使えない影響が出ていました。事前にそのことも伝えておいてよかったと思いました。講演会の始まる時間に講師がいないというのは困ります。

これまで森永さんの講演を聞いたことはありませんが、日曜日の朝、放映されている「がっちりマンデー」に出ている森永さんを時々見ていました。テレビの短いコメントの裏にある多くの情報や分析についてどんな話をされるのか、楽しみにしていました。

テーマは「どうする!年金2000万円問題」~これから私たちはどう対策すればよいのか~。ですが、話は相当広がっていました。森永さんの肩書は、経済アナリスト・獨協大学経済学部教授ですが、専門はマクロ経済学です。

平成の時代を「転落と格差の30年」ととらえていました。世界の中で日本経済の力が相対的に低下したこと。成長や影響力低下、格差社会の原因を経済政策の誤りだと指摘し、政府の政策に批判的立場でした。

現在のデフレ傾向がやがて大きな不況に繋がるとの見通しや、年金問題、日本の借金、消費税、高齢者の生きがいと仕事等についても独自の見解をお持ちでした。ベーシックインカムについても、触れていました。

難しいことをたとえ話でやさしく伝えたり、聴衆の興味や理解度を敏感に捉え、面白い話に切り替えるタレント性がうかがえる方でした。

講演の後、森永さんのことを少し調べたら、父親が毎日新聞の記者だったことから、小学生時代にアメリカやヨーロッパで過ごしていることが出ていました。ものの見方に影響があったように思います。

「年収300万円時代を生き抜く経済学・雇用破壊・消費税は下げられる!」等の著書がありますので、読んでみたいと思います。

11月30日(土)

昨日は来年1月に予定されている、「吉川市議会議員選挙立候補予定者説明会」と森永卓郎さんの「講演会」がありました。

午前10時から「市民交流センターおあしす」で開かれた説明会へは1人で行き、選挙管理委員会の説明を聞いてきました。立候補予定者の各陣営から(本人・代理人3名以内)が出席しました。
立候補予定者は現職17・元職1・新人8計26名です。昨日の段階では、定数20に対し26人が立候補する構図です。過去の例からみると、最終的に立候補を取りやめる人もいますが後から出てくる方もいますので、26人前後になると思います。

現職で立候補予定者に入っていないのは、公明党の互金次郎議員と共産党の佐藤清治議員、小林昭子議員です。元職は自民党の吉川敏敏幸さん。新人は菊名剛・成本直寛・宇内敏哲・赤出川義夫・大泉日出男・菊名克典・木村仁也・飯島正義さんら8名ですが、この中には前回の市議選に出られた菊名克典さんがおります。
8名のバックグランドや当選後の所属(政党・会派)等については分かりませんが、おいおいはっきりしてくると思います。N国の候補がいるかどうかは分かりません。

これまでの選挙と変わった点は、選挙運動用自動車の設備外積載許可が書類審査のみとなったことです。今までは、書類提出と実際の確認が必要でした。立候補の届出後、選挙カーの看板検査を警察が行っていました。

また、選挙期間中に2種類4000枚の選挙運動用ビラを選挙公営で出せるようになりました。ビラには選管が交付する証紙を貼らなければ配ることは出来ません。その他は、特に変わりはありません。

夕方からは中央公民館で開催する森永卓郎さんの講演会準備に忙殺されていました。講演会については、改めて報告いたします。

*12/3追記 立候補予定者が1名増え27名になりました。12/2日に選管へ申し出がありました。氏名は公開しないとのことです。

*12/4追記 互 金次郎(公明党)議員の後任は、大泉日出男さん。佐藤清治(共産党)議員の後任は、宇内敏哲さん。小林昭子(共産党)議員の後任は飯島正義さんです。