「引き回し」

業界用語で「引き回し」と言う言葉があるそうです。

昨日と一昨日の午後、近所のお宅を市長選挙立候補予定者と一緒に挨拶に伺いました。
選挙に出る予定者を連れて知り合いの所へ行き、挨拶させるのを「引き回し」と言うようです。

「引き回し」と言うと、時代劇で「市中引き回しの上、獄門に処す」と言う場面が浮かびます。悪事を重ねた重罪人が裁かれるときに出てきます。

玄関を開け、話を聞いて頂けるのは本当にありがたいことです。一昨日は特に風が強く、ご迷惑だと思いましたが実施しました。
出来るだけ短い言葉で紹介し、本人にも「思い」の一端を語ってもらいました。
いつも言うことですが、短い言葉で伝えるのは難しいことです。

今までも「この方」だったらガンバってくれるだろうと思い、紹介し推薦したことがあります。
しかし、当選後の仕事ぶりは期待はずれどころか、とんでもない人もいます。

自分の馬鹿さ加減が恥ずかしく、みんなに迷惑を掛け申し訳ない気持ちになります。
もうそんな事はしたくない。という気持ちもありますが、このままで状況が良くなることは無いので、前回に続き行動します。

出来ることなら、言行不一致の方は「市中引き回しの上、獄門」にしたい思いです。

届かない商品

インターネットで購入したワインとパソコンが届きませんでした。

デパートのオンラインストアで買った赤ワイン飲み比べセットと国外メーカーのパソコン1台です。
ワインは日と時間指定をしていましたが、宅配便の業者から「配送途中に割れてしまった。後ほど、デパートから返金の連絡が行きます。」と電話がありました。

夜、オンラインストア担当者から電話で、「お届けの際、配送途中に破損し、同じ商品は完売の為手配できないので返金させて頂きたい」と言う。

私が「何本割れたのか?。同じようなもので構わないので、それを入れて送ってくれればよい」と言うと、「何本、破損したのかは確認していませんが、破損したので他のワインもラベル等が汚れていると思います」と。

「先ずは、その確認をしてください。ラベル等の汚れは気にしない」と伝えた。

翌日に再び連絡があり、「割れたのは1本で、代替品ご用意しました。それぞれのワインの特徴を書いたものを同送します」。
「それ程、詳しくないし、こだわりもないのでいりませんよ」。

数日後、無事に届きました。
紙には、それぞれのワインの原産国・地域/格付・VT・品種・セールスポイント・商品コメントが記されていました。

私が納得できなかったのは、いきなり「返金したい」と言ったことです。きちんと状況を確認したうえで、客の意向を伺うという姿勢が無かったことです。顧客対応の誤りだと思います。

長い間食品部門にいましたのでいろんな経験をしました。振り返ると今とは違い、お中元・お歳暮、祝儀品、帰省土産等の動きも活発でした。進物(ギフト)の売り上げが大きく、商品の汚破損をはじめ未着・品違い等、様々な事故やトラブル、ミスがありました。

首都近郊は、若い社員に直接届けさせ、遠くへは航空便を使ったりもしました。北海道でのトラブルでは、提携店に頼んで夜を徹して雪道を走ってもらい届けたこともあります。
出来ることは何でもやりました。

それでも許していただけないお客様もおりました。
私の経験では、本当にいそがしい時よりもそうでない時の方がミスやトラブルが起きた。と思います。

法事

地下鉄日比谷線入谷駅から5分ほど、鬼子母神のそばにあるお寺で親戚の法要が営われました。
昨年の1月に亡くなった義兄(親戚)の法事です。

江戸末期から浅草で米屋をやっておりましたが、後継ぎもおらず米屋の将来を考えると経営も厳しいことから、亡くなった1月に店をたたみました。
この数十年、ご主人が一人で精米から配達までやり、おばあさんが店番をしていました。おばあさんは102歳まで元気に店番をし、103歳で亡くなりました。

時々行くと、いつも正座して丁寧におじぎをされました。お茶を入れ、菓子を勧め、必ず私の家族の様子を聞きます。その姿は100歳頃まで変わりませんでしたが、101歳頃から同じ事を繰り返し聞くようになりました。

ご主人(義兄)は、余計な事を言わず黙々と仕事をする静かな方でした。

22歳の時から16年間、上野駅前のデパートで仕事をし下町で暮らす人達と付き合ってきました。
どちらかと言えば静かな方が多いと思います。しかし、話をすれば「本質」を捉えた見方をされる方々でした。

妻は上野の米屋の娘で50年以上の付き合いです。下町の資質を持っているようで、時々「怖い」と思います。

「短い言葉で、相手の心に伝えたい」と、ずうーと前から思っていますが出来ません。
私には「江戸っ子」の資質がないのかも知れません。



1月8日です

1月8日(日)です。
あっという間に1週間が過ぎ、今日は吉川市の消防出初式。吉川美南駅前の公園(広場)で9時30分~11時まで行われました。

消防団人員・服装・規律の点検、車両部隊(消防車・救急車)操練、少年消防クラブの「まち火消しはしご乗り」、消防職員による救出訓練と続き最後は消防団の「一斉放水」で終わりました。

今年で15回目の参加です。
数年前までは、市役所に近い消防本部裏で開催されていました。訓練施設を使った消火活動や救出訓練、最後は「田んぼ」を利用した一斉放水でした。
見物に来られる方も少なく、寒い日が多かったように記憶しています。我々議員は災害時などに着用する服での参加でした。

吉川美南駅前では見物人の数は倍増し、議員はスーツ姿になりました。
消防団や消防職員の訓練展示もスマートになったように感じます。

個人的には、多くの方に見て頂けるのは有難いことですが消火や救出訓練は、やはり消防本部の訓練施設での実施が良いのではと思います。
緊迫感があり、日頃の厳しい訓練を思い浮かべることが出来ます。また、当日勤務の消防・救急隊員と直接、火災や救急活動について話を聞き意見交換が出来ました。

吉川美南駅前でやるのであれば、市民が救急車や消防車・工作車等を自由に見て、消防・救急活動の状況や車に装備されている機器類について質問したり、説明が受けられるようにしたらどうかと考えています。

伝えたい事、知りたいことはお互いに沢山あると思います。せっかくの機会を活用すべきではないでしょうか。


元旦

晴天で風もなく静かな元旦を迎えました。

雲一つない青い空の下、東京の方から富士山までやや薄い靄がかかっていました。
11階のベランダからは南にスカイツリー、東京のピル群が見えます。抜けるよう空にセスナ機が飛んでいました。

はっきりとは分かりませんが、東京から新橋・品川そして新宿・池袋方面のビルが繋がっています。あの一帯が東京、新宿だろうと勝手に想像しています。

サラリーマン時代は中野が勤務地でした。17階の職場からは、西新宿のビルがすぐ隣にあるように見えます。西には多摩丘陵や富士山、西武ドームも見えました。疲れると窓側の休憩スペースでお茶を飲んで休んでいました。

定年を機に市議会議員になり15年、任期はあと1年余となりました。
今年は2月に市長選挙、4月には県議会議員選挙が行われます。
たいした事は出来ませんが、新たな市長・県議誕生を目指し力を尽くしたいと思っています。