「怖い」思い

昨日に続き「市内の気温が35℃を超えた」との防災無線放送が、午前10時頃に流れました。
昨日は朝から本当に暑い一日でした。

窓からの熱風に耐え切れず、今年初めてエアコンを使いました。室温は30℃を超えるくらいにしていましたが、それでも他の部屋から入ると涼しいと感じました。

今日は、南からの冷たい風が通り抜ける爽やかな朝を迎えました。

エアコンは使わなくてもよいかなと思っていましたが、午前9時を過ぎたあたりから風が少し変わりました。熱風までは行きませんが、温まった風で、午後にはエアコンが必要になるかもしれません。

昨日の暑いさ中、大変な出来事がありました。
玄関ドアの鍵が動かなくなってしまいました。内側からどうやっても開錠が出来ません。外に出ることが出来ません。

鍵屋さんに電話で事情を話し、修理に来てもらいました。

1時間後、到着した鍵屋さんにドアの新聞受けから鍵を渡し、外から開けようとしましたが開きません。
鍵は内・外側のどちらからも動かず固まっています。出ることも入ることも出来ません。家族全員が閉じ込められた状態です。

しばらくするとドアが開き、鍵が正常に動くようになりました。どのように開けたのかは分かりませんが、原因は施錠するためのボルト(デットボルト)を受けるドア枠側の穴に問題がありました。

鍵には外からの「侵入を防ぐ」ことと同時に「閉じ込める」という目的があることを改めて思い知らされました。
閉じ込められるのは、「怖い」ことです。



生きること

久しぶりに、太陽がはっきりと出ている朝を迎えました。青空は見えないものの、梅雨の晴れ間です。

まもなく7月。今年もあっという間に半年が過ぎようとしています。
コロナは3年目、オミクロン株「第6波」はダラダラと続いています。ロシアによるウクライナ侵攻。2月24日からまもなく4か月経ちますが、戦争の終結どころか停戦の見通しも立っていません。

毎日、戦争の悲惨な現実が伝えられますが個人としてできることは殆んどありません。
ウクライナ周辺の国々が感じる緊張した空気感や実際の影響は、私たちが受けるものと各段の違いがあるように思います。
大量避難民への対応やエネルギー・食料の心配、生々しい情報、恐怖感、危機感等比較になりません。

日本では参議院議員選挙。7月10日の投開票日に向けた選挙戦が始まっています。4回目ワクチン接種が始まり、GO TOトラベルに代わる旅行の割引支援がさらに拡大されます。外国からの観光客受け入れ拡大され、関連業界の期待が高まっています。

全ての前提が「平和」であることは間違いありません。

これから「平和」を前提にした防衛予算や憲法改正等、国のありようについての議論が進んでいくと思います。現実と理想の狭間で国民的合意をどのように作るのでしょうか。日本の国だけで結論が出せるのでしょうか。

「生きているのはオモシロイ」と言う方がいます。「刻々と変わっていく社会、世界を見ていたい。簡単には死ねない」と。反対に「終わりのないことを いつまで見ていてもしょうがない。知らないことが幸せなこともある」と言う人もいます。

あなたはどのように思われるのでしょうか。


一般質問

明日6月13日(月)は一般質問の二日目で、私を含め6人が行う予定です。

通告した質問は2点。●コロナウイルス感染症「第6波」への対応及び「4回目」のワクチン接種について、と●HPVワクチン接種の積極的勧奨再開にあたり、正しい情報の提供をについてです。

これから第4回目接種が始まろうとしていますが、4回接種の計画内容及びコロナ感染症「第6波」の現状と取組み、また日常生活の回復と生活者・事業者等への支援、経済対策等について質問をします。

9年ぶりに再会される子宮頸がんワクチン接種については、実施にあたり吉川市としての基本的な考え方及び実施内容の確認をします。また、小中学校での性教育の実状についても触れる予定です。

質問を通して訴えたいことは、宮頸がんワクチンの有効性とリスクについて正確な情報提供を行わなければならないということです。

接種するかどうかの判断は最終的には自らの責任行うことです。そのためにはベネフィト(有効性・利益)とリスク(安全性・害)について、正しい情報を伝える責任が国・県・市にあると思います。   

便利さと危険

1日に数回、メールのチェックをしています。寝る前にも確認しますが、翌朝にはまた沢山入っています。
ほとんどは余り必要のない情報ですが、今朝5時過ぎに送られてきたグーグルのメールには驚きました。しばらく前から来ていましたが、私の「ロケーション履歴」をじっくり見たのは初めてです。

メールのタイトルは、「shigeyuki さん、5月のハイライトをお届けします」で、5月中に私が移動した場所が日本地図に表示されています。国/地域1 都市15(新規7)スポット60(新規32)と書かれていました。

そして1か月間の移動距離と時間が徒歩・自転車・乗り物別に、さらに訪れた都市とスポットが紹介されています。初めて(*私が ロケーション履歴 のサービスを受けてから)行った都市、公園やお店までが写真付きで表示されています。
また、移動ルートも記録されます。自宅から吉川駅へは自転車を使い、どこで乗り換えて目的地へ行ったのかが分かります。

17日(火)の履歴には、国交省江戸川河川事務所(千葉県野田市)と県土事務所(埼玉県越谷市)へ行った際、越谷の「蔵カフェ」でお茶をしましたが、店の写真が紹介されていました。

便利と言えば便利ですが、怖い時代だと思います。

携帯電話のサービスの一つですが、使われ方によっては個人の行動が筒抜けになってしまいます。記録を分析すれば、行動パターンだけでなく趣味・嗜好、性格等も分かるはずです。そして会った相手まで特定されることになると思います。

すでに中国では、治安の維持や犯罪の予測・防止そして政府にとって好ましくない人の監視に使われていると言います。また、そのノウハウの入ったソフトを世界中の独裁国家へ売っているそうです。

監視カメラと携帯電話で、全てが管理された「監視社会」で暮らしたいとは思いません。
便利さと危険が隣り合わせの時代です。