「答申書」

居住しているマンションの「大規模修繕検討委員会」で行ってきた長期修繕計画の見直し及び修繕積立金改定に対する「答申書」の修正に追われております。今月中に、「答申書」と「長期修繕計画表」を理事長へ提出することになっています。

管理組合理事長の依頼で検討委員会のメンバーになり、委員長として7月末より12回にわたり検討を進め、本日最終確認を終えたところです。

次回は第3回目の「大規模修繕」を迎えますが、当初5億円の資金不足が見込まれる中での検討を進めてきました。
丁寧な(しつこい)見直しで、何とか第3回・第4回まで実施することの出来る30年間の計画を作成することが出来ました。

建設会社の関係者からは、適切な維持管理で100年はもつ建物だと言われています。
あと何年ここで暮らせるのか分かりませんが、次の世代も安心して住める住環境を残したいと思っています。



12月定例会

明日から12月定例会の準備が始まります。
21日(月)は定例会に上程される議案について、副市長からその内容と考え方の説明を受けます。議長と私そして事務局長が参加。気にかかる点は確認し、意見交換をします。

22日(火)は議案発送日。議案書が配布されます。
これを受けて、「議案」についての質問を組み立てていくことになりますが、25日(金)には、議員を対象に議案説明会(勉強会)が開かれますので、それを受けて具体的な質問内容をまとめることになります。

「一般質問」は議案も含め市政全般について、市の考え方を質す場です。
「議案」については担当部長が答弁しますが、市としての基本考え方や方向性、市長自身についての質問は「一般質問」の中で直接市長に聞くことになります。

ここ数年、「一般質問」に対する答弁を担当部長が行うことが多くなっています。
市長自身の考え方を聞いているのに、ほとんど部長が代わって答えることが「日常化」しています。

市長は『自分が答えたい、説明したい』時だけ答弁に立ちます。
おかしなことです。

市長の姿勢は問題だと思います。
しかし、それを許している議会の「対応・姿勢そのもの」がさらに大きな問題です。
解決には議会一丸となった取り組みが必要ですが、難しい「課題」です。



臨時会の開催

11月14日(月)午前10時より吉川市議会臨時会(第5回)が開かれます。

提出される議案は一般会計補正予算。内容は、●電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金●よしかわ家計支援給付金についての審議を行います。

緊急支援給付金は「国」の制度分で、電力・ガス・食料品等価格高騰により家計への影響が大きい住民税非課税世帯に対し、1世帯5万円を給付する事業。
家計支援給付金は、吉川市独自の事業で住民税均等割課税のみの世帯へ、1世帯5万円を支給する臨時・特別一時金です。

緊急支援給付の対象となる市内の住民税非課税世帯は、5,400世帯。家計急変世帯は100世帯を見込んでいます。補正予算は、事務費、事業費合計2億9517万円。家計支援給付金の対象となる世帯は1,200世帯を見込み、予算は6千59万円です。

住民税非課税世帯・住民税均等割課税のみの世帯へは、市から個別通知及び案内が11月下旬に発送される予定です。

議会としては、対象世帯へ早く届けることが必要かつ有効と考え、臨時会の開催に同意しました。
14日(月)の議決で「年内給付」が出来ることになりますので、年越しに少しは役立つと思います。

「答申案」作成

お早うございます。
更新が遅れ申し訳ありません。

今朝は5時45分からビラ配りを始めました。
東の地平線に近い空は、日の出前の太陽が雲に反射してオレンジ色の朝焼け。北東の空は茜(あかね)色に染まっていました。
いい朝を迎え、今日も元気に活動しようという気持ちです。

9月定例会は終わりましたが、のんびりする時間はありません。
抱えている課題の一つが「答申案」の作成です。

住んでいるマンションの管理組合理事長から、長期修繕計画検討委員会の委員長を頼まれました。
マンションが出来て32年経過し、7年後には第3回目の大規模修繕を迎えます。現状では約5億円の資金不足が見込まれるため、長期修繕計画工事の見直しと修繕積立金の値上げについて検討し、「答申案」を作成しなければなりません。

7月末に検討委員会を立ち上げ、話し合いを続けています。
第3回大規模修繕工事と、この先6年間の工事内容見直しを中心に30年先まで検討すると同時に、30年間の収支計画見直しを行っています。

委員会には、建築や機械関係の仕事に携わっていた方もおりますが、全てに精通している訳ではないので、専門家の知恵も借りて議論を進めています。
管理会社の長期修繕計画担当や大規模修繕工事を行う施行会社のスタッフに来て頂き、直接話を聞き、素朴な質問を重ねています。

昨日の委員会では、「答申案」の方向性について話し合いました。
3回目の大規模修繕工事見直しと経費の圧縮はほぼ固まりました。しかしその後の収支計画についての課題解決が残っています。これが確認出来れば、何とか11月中にまとめられると思います。

修繕工事は、一つ一つ丁寧に工事の内容、時期等を見直すことで経費の圧縮につなげることが可能です。難しいのは長期収支計画での修繕積立金です。特に、改定(値上げ)は大きな問題です。

マンションも30年経過すると高齢化が進み、多くの方が年金生活者になっています。「出来るだけ値上げはしてほしくない」というのは、居住者の当然の思いです。
一方、経済合理性だけで管理・修繕を進めれば「スラム化」する恐れがあります。「スラム化」による人の移動は、これまでの地域のつながりや人間関係に影響を与え「終の棲家」で無くなることを意味します。

建設会社の関係者からは、「大事に維持管理すれば、100年は住むことが出来る」と聞いています。
皆で知恵を出し、多くの方に納得して頂ける「答申案」としたい。