1月25日(日)午後7時より市民交流センターおあしすで、県議会議員中原恵人氏の県政報告会『吉川ミーティング』が開かれました。 この席上、中原県議は、2月に予定されている吉川市長選挙に立候補することを表明しました。 昨年の9月議会で、現市長の戸張胤茂氏が5選を目指して立候補を表明していますので、中原、戸張の一騎打ちになると考えられます。
中原氏は、報告会の中でこの4年間の活動を報告するとともに、今後のまちづくりについて、自らの思いを熱く語りました。 『市政のトップとして、より身近に市民のお役に立ちたい』との思いで出馬を決意し、『徹底した情報公開と行政の透明化で、市民が納得したうえで、市民とともにまちづくりを進めて行きたい』と語った。さらに、吉川美南駅の周辺開発、新庁舎の建設などの見直しや美南中学校の建設促進をはじめ乳幼児の予防接種やフロリデーションについての考え方を明らかにしました。
市長選に臨む私の立場は、中原氏を支持し、『価値ある未来を、共に』作っていくための応援をして参ります。4年前の県議会選挙では、中原陣営の選対本部長として前面に出て選挙戦を戦ってまいりました。幸いにして、自民党の蓮見候補の多選を阻止し新しい流を作ることが出来ました。今回は、側面、後ろから出来る限りの応援をして行く覚悟です。
小さな町で一人のトップが権力の座に長くいることは、好ましいことではありません。現市長は4期16年市長をされています。その前の深井市長(町長)時代を含めると30年近く、同じ系譜の方がトップを務めています。長くやることは、継続・安定した市政運営という側面もありますが、やはり停滞、腐敗を生む原因となります。
ここ数年、市政に議員として関わってきたものとしては、『権腐10 年』のたとえ通り、市政が市民の方を向かずに違う方向を見ている様に思います。小松川工専地区へ産業廃棄物処理業者が進出した際の市の対応や、乳幼児予防接種、フロリデーションさらには『救急救命士暴行事件』、市財産の売却に絡む問題への関与そして、スーパーマルサン進出に伴う住民の生活環境破壊問題等、多選による権力の継続が悪い結果をもたらしていると感じます。
市役所内部の体制も議会も、市民のための市役所、市民のための議会からは、遠ざかってきていると強く感じます。