選択と集中

台風の影響で無残な姿になった朝顔(ベランダの鉢植え)が、1週間ぶりに花をつけました。

最盛期の大きさの四分の一位になって、ミニ朝顔のようです。ツルの下の方を見ると「種」が出来ています。役割を果たし、次の準備をしています。やはり季節の変わり目ですね。

昨日(8/31)から9月議会が始まりました。会期は9月21日(金)までの22日間で、29年度の「決算」の審議・審査が中心です。

市が実施している事業は500~600あると思いますが、それぞれの事業について「成果と課題」を明らかにした上で今後の進め方を検討するためのものです。 継続(拡大・修正・縮小)するのか、止めるのかを判断するためには、多角的な視点としっかりとした検証が必要とされます。

委員会での審査は、主に新たな取り組み(29年度に始まった)や各委員の関心の高い事業についての質疑が中心です。「主要政策成果表」を基準にした答弁となりますが、なかなか今後の方針や進め方を議論するところまでは行っていないのが現状です。

そろそろ「決算特別委員会」を設け、「成果と課題」を検証した上で『改善(実施主体・手段)』や『縮小・廃止・休止』等を議会として提案すべき時期だと思います。手間ひまかかることですが、議会が本来すべき仕事です。

「主要政策成果表」の最後に今後の方針が記載されていますが、ほとんど『現状のまま継続』となっています。所管部署が行う事務事業評価ですので、当然と言えば当然です。継続的にやらなければならない仕事が多くあることも事実ですが、そのやり方(実施主体・手段)については『改善』の余地があると思います。

言葉だけの「選択と集中」としないためにも、やらなければと考えています。

吉川市が出した「事務事業評価」のとりまとめ結果(8/31配布)によれば、2次評価での今後の方針は548事業中、『現状のまま継続』457本83.4%。『改善のうえで継続』73本13.3%。他の事業に統合8本1.5%。廃止・休止2本0.4%。終了・完了8本1.5%となっています。