「飯能風土季を楽しむ会」

今日これから、「飯能風土季を楽しむ会」へ行ってきます。

飯能にある丸屋酒店が事務局となっている、「一苗倶楽部」の催しです。

「一苗倶楽部」は、自分たちで稲を育て出来たお米でお酒を造る会です。出来た酒は皆で分けます。
十数年前、飯能の天覧山へ行った帰りに丸屋酒店で知り、入会しました。以来毎年、新しい酒の利き酒をする「飯能風土季を楽しむ会」へ行っています。
お酒の名前が「飯能風土季」です。

倶楽部のメンバーとお酒を造って頂いている蔵元の「五十嵐酒造」の方と一緒に楽しんでいます。杜氏さんや製造に関わっている方と酒造りの話をしたり、集まった方々といろいろな話をして盛り上がります。

飯能市に住んでいる方が多いようですが、いろいろな所からやってきます。元学校の先生や公務員・サラリーマン、主婦、舞踏家、絵を書いている芸術家もおり話が広がります。オモシロイひと時です。まったくお酒を飲まない方も会員におります。

飯能の郊外に田んぼを借りています。田植え、草取り、稲刈りは勿論、蔵元での醸造体験にも参加出来ます。田植えや稲刈りなどに来た、小さい子ども達は本当に喜んでいます。
作業の後、皆で食べるお弁当も楽しみです。

日頃、稲の面倒は田んぼを貸して下さっている農家の方に見て頂いています。それでも少しでも農作業に係わると、出来たお酒がさらに美味しく感じます。ここ数年作業に参加出来ず、出来上がったお酒を頂き飲んでいます。

前回までは、『食米』を育てていましたが昨年初めて『酒米』を植えました。それで出来たのが今年の新酒です。どんな味になっているのか今から楽しみです。

ちなみに、私がいただくお酒は無濾過の生酒です。濾過も火入れもしていません。自分では大吟醸並みの酒だと思っています。
大手メーカーのブランド酒ではないので、毎年違った味になるのも楽しみの一つです。