「10連休」の最後5月6日(月)、甲府へ行ってきました。
平成2年夏に引越しをしてきて以来、四半世紀、同じマンションで一緒に過ごした方の「お墓参り」です。
お彼岸に行くことが出来ず、この時期になりました。
入居された時は、国鉄を定年退職し関連の会社にお勤めされていたと思います。北葛飾郡吉川町で、深井町長の時代です。
初代の区長(自治会長)やっていただいたり、管理組合の役員等をお願いしました。310世帯のまとめ役でした。
区長として地域や町の会合に出席する際、いながきさんも「一緒に行って」と誘われ、私もついていきました。お互いに初めての土地で、新鮮で驚くことが沢山ありました。
しばらくして、「町長選挙」がありました。その時、我々も吉川の住民なので、『候補者がどんな「まちづくり」を考えているのかを聞きましょう』ということになり、二人で演説会を企画しました。
当時、ほとんどの入居者が子育て中の現役世代で、吉川は寝に帰ってくる所という感覚でした。しかし、子ども達にとっては吉川が「ふるさと」になる所ですので、私たちはもっと町への関心を持たなければいけない。という思いでした。
現職の深井町長と対立候補(齋藤さん)から直接その主張を聞き、その上でそれぞれの判断で「投票」してもらう機会になればよい。と考え実施しました。
演説会の案内には「吉川のことをもっと知ろう。座布団もって集合!」そんなチラシを配りました。
平成29年10月、その方はガンで亡くなりました。
私の「後援会長」でした。
ホスピスの病棟で、最後まで私の心配をして下さった方です。