これまで何人かの選挙応援をしてきました。
初めて行った応援は、伊藤さんが出馬した市長選挙でした。30年位前のことです。
選挙権を得てからはどの選挙にも必ず投票には行ってきましたが、候補者を応援したのは初めてのことでした。
当時、勤務していた会社の「1ヶ月連続休暇」を使い選挙応援をしました。「1ヶ月連続休暇」制度が出来たのは、会社が良い人材を確保するためにはそんな制度も必要だろうと考え、夏休み・冬休みを合わせて使えるようにしたことで始まったものです。
それまで「1ヶ月連続休暇」を使ったことは無く、1週間程度に分けて取得していました。仕事の関係で、連続して休みを取ることは無理だと考えていました。
しかしその時は、1ヶ月間休みを取って応援しようと決め申請しました。
「1ヶ月連続休暇」が制度としてある以上、取得を認めない訳にはいかなかったのでしょうが何より嬉しかったのは、職場の理解があったことです。私に代わる人がいない中で、「1か月も休んで選挙応援をする」というバカげた行動を同僚・上司が理解してくれたことで出来たと思います。
会社は仕事の一部を外部へ委託し、数百万円の費用が掛かりました。
選挙は負けましたが、選挙応援の副産物は「なんでもないような仕事が、以外に金の掛かるものだ」と分かってもらえたことです。