千秋楽

今日は大相撲名古屋場所の千秋楽です。
場所が始まる前は、先場所優勝した照ノ富士や新大関になった霧島がどんな活躍をするのか、関脇の豊昇龍・大栄翔・若元春のうち誰が大関候補になるのか、そして元大関朝乃山がどんな活躍をしてくれるのか等、期待していました。

始まってみると、大関貴景勝は初日から休場。照ノ富士と霧島も途中休場。また上位陣の関取がいない場所になってしまうのかと心配しました。

そんな中、途中休場していた霧島、朝乃山が土俵に戻ったのは良かったです。
また、3関脇や北勝富士・錦木等が場所を盛り上げましたが何と言っても、「伯桜鵬」の活躍に目を見張りました。

昨日(14日目)。新入幕の「伯桜鵬」は、単独トップだった北勝富士を土俵際の粘りで破りました。新入幕、前頭17枚目、19歳の「伯桜鵬」。まだ、まげが結えないザンバラ髪で大先輩の上位力士を次々と倒す姿に圧倒されました。とんでもない力士が現れたと思います。

優勝の可能性もあり、千秋楽を迎える気持ちを聞かれ「自分はまだ優勝できるレベルじゃない。明日の相手に勝てるよう準備して土俵に上がりたい」と答えました。

この先どの様に成長していくのか分かりませんが、師匠の元横綱白鵬を超えるかもしれません。

*7/24追記 千秋楽は11勝3敗で迎えた豊昇龍・北勝富士・伯桜鵬の3力士で争われました。本割では豊昇龍と伯桜鵬が対戦し豊昇龍が、北勝富士は錦木に勝ちました。優勝決定戦で豊昇龍が北勝富士を一気に下し、初優勝しました。