12月議会が閉会

昨日、12月議会が閉会しました。
最後の3日間は一般質問ですが、議長を除く19人の議員全員が一般質問に立ちました。
任期最後の議会で皆、気持ちは来年1月の選挙にあるようで、いつもより早めに質問を終える方が多かったように思います。

1期4年、早いです。あっという間に4年が過ぎたように感じます。

4年前、市民の会・無所属でスタート。定数20人中、9名の最大会派となりました。どこの政党にも属していない議員達が最大会派になったのは他に例がないと思います。全国的にも珍しく、しかも女性議員が7人(20名中)という構成は埼玉はもちろん全国でも珍しい議会となりました。

途中、3人が離脱しましたので市民の会・無所属は6人となりました。それでも最大の会派です。それぞれがはっきりとした意見を持っている個性的な集団ですので、色々な見方・考え方があり、深い議論になります。多様性の良いところだと思います。

6人になったことで、本来の二元代表制の下での議会・議員の役割を果たすことが出来たと思います。行政のチェック機関としての役割です。吉川市議会史上初めてだと思いますが、予算の減額修正を行いました。おあしす改修予算8,700万円を減額修正しました。大変な作業でしたが、新人の女性議員が頑張ってくれました。また、議会事務局にもお世話になりました。

この他、産業振興部の新設や「文化」を教育委員会から市長部局へ移すことを止めました。出来なかったこともあります。議会の「意思」は数で決まります。議会がまとまらなくては出来ません。

市が行う事業や政策等は全て、その必要性や有効性を検証するとともに「市民参画」の視点からのチェックが必要です。

多くの地方議会が単なる「追認機関」となり、市長与党・野党を気取っているのが現状です。おこぼれの飴を頂いたり、虎の威を借りる議員は後を絶ちません。

そんな中で、本来の役割を果たすことが出来た4年間でした。その分、我々への風はひましに強くなってきたと感じます。