明日、2月22日(日)は市長選挙の投票日。
次の吉川市のリーダーが決まる。
『住みよさ日本一を目指して』、この流れを消さない……と訴える戸張胤茂氏が引き続き市長として、5期20年の長期政権につくのか。あるいは、『価値ある未来を、共に』と訴える中原恵人さんが新しい市長として誕生するのか。今は「神のみが知る」こと。
私としては、中原候補に勝ってほしい。
市民のための市政に転換しなければいけないと思う。
戸張さんはこれまで4期16年やって来られたが、ここ数年、市の政策や事業は、一部の利害関係者や特定の方向を見て進められている様に感じる。逆に言えば、特定の方々の影響を受けた市政運営になっているのではないでしょうか。
フロリデーション(虫歯予防のため水道水にフッ化物を入れる)や乳幼児の予防接種問題でも、市民の意見や希望を無視し続けています。
市役所は本来、市民の幸せのために、「最小の費用で最大の効果を上げるために仕事をするところ」で、職員(公務員)は全体の奉仕者です。
しかし、一部の幹部や職員は市民に向き合い寄り添うというより、市長やそれに連なる関係者・団体の方を見てその方々のために仕事をしている様に感じます。
市議会もまた同様の傾向があると思う。そのような中、5期20年は余りにも長すぎる。
今回、市政のかじ取りをするリーダーを変えることが出来なければさらに闇は深まり、一部の人たちにとっての、『住みよさ日本一』に向かっていくことになるだろう。
一人の人間に権力が集中し長期間続くことは、『権腐10年』の例え通り、停滞を生み組織を蝕んでいく。
裸の王様となるだけでなく、何より問題となるのは、癒着の構造が出来上がることではないだろうか。
そして、「自分たちに逆らう者、利益を脅かす者は徹底的にいじめ、潰す」という傲慢な姿勢がまかり通ることになってしまう。
不透明な行政運営は、非効率で市民の信頼をなくし、人々の心を傷つけ暗くします。
権力犯罪の疑いがある救急救命士殴打事件(告訴の取下げ関与)は、まさに多選による弊害の象徴ではないでしようか。
また、何十年も吉川市の顧問弁護士を務めている真木吉夫氏の起こした事件を見ると、市の姿勢が問われます。
東京第二弁護士会所属の真木吉夫弁護士は、昨年(2014年)9月日本弁護士連合会から懲戒処分を受けました。
処分の理由は、顧問先から借りた800万円の返済について期限延期を二度にわたり申し入れたが、それぞれの期限に返済せず、貸金返済訴訟を起こされ請求認容の判決が下された後も半年間にわたり返済しなかった。このことが、弁護士法に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当するということで、業務停止1か月の懲戒処分となりました。
さらに、これより前の2012年には戒告処分を受けています。
破産申し立てに関連して預り金を使い果たし、破産管財人から預かり金引渡請求訴訟を提起され、その後、和解において返済を約束したにもかかわらず、これも履行せず差押執行を受け、さらに懲戒請求を受けた後も返済しなかった。その後支払がされ、懲戒が取り下げられたこと等を考慮して戒告処分となった。
今回は2回目の処分だが、なぜ1回目の戒告を受けた後も吉川市は市の顧問弁護士として契約を続け、高額な報酬を支払ってきたのだろうか。
吉川市と真木弁護士はどのよう関係なのだろうか。
吉川市で起こった様々な問題を、このような弁護士の知恵を借りて対応してきたのかと思うと恐ろしい。同時に情けない。
この1週間、「市長選挙」の盛り上がりは実感できない。しかし、『このままではいけない』という声、『吉川を変えていきたい』との思いが静かにひたひたと伝わってきていると感じます。
中原さんの4年間の取組、活動そして姿勢が多くの市民に伝わってきていると信じたい。
またこの7年間私たちが行ってきた、市政の現状報告、議会を通じ行ってきた市政への提言や問題提起等についても、少しずつ理解が広がっていると思います。
『もっといい街に、いい議会に!』するため、これからも市民とともに地に足をつけた実践的活動を続けて行きたい。
中原恵人さんの当選を信じる!
出陣式(中原候補)
吉川駅 吉川美南駅