時間が足りません!

「選挙」まで1ヶ月を切りました。「やらなければならない」ことは沢山あり、毎日の作業や行動することはいろいろありますが、思うように進みません。

気持ちの焦りもあると思いますが、新聞をちゃんと読む時間も取れず一紙を選び、ななめ読みをしています。

今週もいろいろなことがありました。20日(日)は、『動画』の撮影でした。午前9時30分から夕方まで自宅や市内で撮影を行いました。わずか3分から5分以内の動画ですが、随分と時間がかかるものです。私のホームページに掲載しますが、年内にアップできるかビミョウです。先日、試作を見ましたが表情が硬く「うーうん」と言う感じですが、『インターネット選挙』へのチャレンジだと思っています。

21日(月)は「地方政治改革ネット」の定例会でした。近隣市町議員の勉強会です。少し遅れて参加しました。12月機会での、一般質問とマイナンバー制を中心に報告し意見交換をしました。

22日(火)からは『挨拶回り』を始めました。早朝、チラシまき(300~700枚)をした後、朝食をとりそれから『挨拶回り』です。一日4時間~5時間やって実際にお会いできるのは100世帯前後です。平日は7割程度が不在で、土曜日は、5割位が在宅でした。午前10時頃からの訪問が多かったと思います。在宅されていても、インターホン越しに『今、来客中』『手が離せない』『身体の具合が悪く寝ている』と言われることもあります。中には、『市議会でお世話になっている、いながきです』と伝えると、『そんな人は知りません』と言う方もいたりして、断り方も色々です。

お会いして下さる方の多くは、来年に選挙が実施されることを知っているようです。出馬予定者の討議資料やビラが、毎日たくさん入ってくるので否応なく「選挙が近い」と分かるのだと思います。

『とりあえずどんな人か見てみよう』か『話したことはないが、チラシ等を通じてある程度知っている』のどちらかの感じで玄関ドアを開けられます。そして短い会話を通して、判断をされるようです。

『たいした奴ではないな』と感じれば『ご苦労さん。頑張ってね』と冷たく言われ、少し興味を持たれれば、会話が繋がります。選挙の日程や議会、新市長のこと等。『丁度、いいとこに来た』と、市に対する要望を話される方もおります。稀に、市民改革クラブの「議会活動報告」について、『いつも読んでいます』『分かりやすい内容』『ずうーととってある』等と、嬉しいことを聞くこともあります。

もっと嬉しいのは、『応援しています』ですが極めて稀です。最悪は、人の顔を見るなり「ドア」を閉められることです。

どのような言葉・対応であってもシンパシーがあるかどうかは、別れ際の表情や動作、雰囲気等でほぼ分かってしまいます。

挨拶回りは、直接お会いすることで『共感や同情を持っていただく』という目的のために行うことだと思います。『思い』の一部を共有していただくことです。

初対面の相手に自分が、「信頼に足る人」であること、そこまでいかなくても、『少しは、マシな奴』と認めて頂く機会です。『真剣勝負』の結果、認めて頂けないこともある怖いことです。候補者もまた、地域の有権者はどのような人々なのか、『思い』が通じるかどうかを知るために対峙する場です。魅力的な、信頼できる素晴らしい方と出会えることもあります。

私が最も嬉しく思うのは、少し構えた表情で出てこられた方が、『自然な笑顔』でドアを閉められる時です。選挙がなければ、今、議員でなければ味合う事の出来ない一瞬です。