長寿を祝う会

敬老の日の9月19日(月)、吉川平成園で開かれた「長寿を祝う会」に出席しました。

式典は中原市長ら来賓の挨拶の後、敬老祝い金の贈呈がありました。
今年100歳を迎えられた方は3名(吉川市全体では9名)で、百歳の祝い状と記念品の伝達がお一人づつありました。中原市長が安倍総理の代読をしました。

続いて行われた白寿と米寿の敬老祝い金の贈呈は、白寿が2名(市全体では5名)、米寿は3名(市全体では140名)でした。

吉川全体では、100歳以上が21名、全員が女性です。90歳以上は、男女合わせて473人。男性93人に対し女性は380人です。女性が8割を占めます(平成28年9月1日現在)。

今年で9回目の出席ですが、この間まで100歳以上は市で5~6人だと思っていましたが随分と増えているようです。

それにしても、100歳まで生きるという事は大変なことだと思います。私も、自分の事や世の中の事を理解できる状態で元気に動きまわれるのならば、100まで生きてみたいと思います。

日本全体では、65歳以上の高齢者は3,461万人、総人口に占める割合は27.3です。75歳以上が1,697万人で、13.4%になります。世界最速で高齢化が進んでいます。

千葉県柏市にある東京大学高齢化社会総合研究機構で、来るべき高齢化社会を見据えた研究を行っています。在宅医療・看護・介護の連携、生きがいづくり、就労の創出等の取り組み等を実験、検証しています。企業、行政、地域も参加し、高齢化社会で安心で豊かな暮らし方、まちのあり方への取り組みを実践しています。

自分の国でもやがてやってくる高齢化社会を、「日本がどのように乗り切るのか」と世界中が注目しています。イタリアやドイツ等ヨーロッパをはじめ、お隣の韓国も。一人っ子政策を行ってきた中国等、なりゆきをじっと見守っています。

私自身も地域の中で、係わって行きたい取り組みです。また、その時代を体験出来れば幸せだと思っています。想像をはるかに超える現象が社会、生活のあらゆる分野で起きるのだろうと思います。

人類が初めて迎える、「超高齢化社会」は興味深い。