私の机の横には冷蔵庫、目の前には段ボール箱が積み重ねられています。プリンターのそばに食器棚が置かれ、ベランダには洗濯機があります。
リビング・ダイニングの一角にある書斎スペースですが、本棚や議会関係資料の他、キッチン・お風呂・洗面所・トイレにあった物が全て、リビング・ダイニングに置かれています。
先程、電子レンジと湯沸しポット、テレビにホットカーペット等を同時に使ったため、ブレーカーが落ち、パソコンも切れてしまいました。 毎土曜日に更新している私の「ブログ」をアップしようとした矢先でした。データーの保存をしていなかったので、消えてしまいました。残念ですが仕方ありません。
11月14日(火)から始まった我が家の水回りの改修工事。まだ5日目ですが、不便な毎日です。
バケツに汲んだ水で顔を洗い、ペットボトルの水で歯磨き。朝から夕方までトイレが使えません。コインランドリーでの洗濯、お風呂は駅前の温泉。食事はレトルトや冷凍食品を電子レンジで温めて食べています。 おまけに、玄関まわりの壁を壊したのでやたらと寒いです。
当初、キッチン・お風呂・洗面所・トイレの水回り箇所の改修 (システムキッチンやバス等の交換)を実施する予定で、リフォーム会社と相談をしていました。
相見積を取る為、別の事業者と話をした際、『マンションでの生活の将来を考え、見える箇所だけやるのではなく、見えない所の改修も検討しては』との提案を受けました。 成る程と思い、床下の給排水管と断熱材の交換、壁を珪藻土で仕上げることにしました。
途中で繋ぐことのないホース状の給水管は水漏れ事故の心配がありません。これまで特に冬場、北側の玄関窓は結露がひどく天井にはカビが発生していました。断熱材を変え、壁を珪藻土にすることで保温性を高め、カビの発生が抑えられる見込みです。このため、工事期間が長くなり12月第2週までかかりますが、先のことを考えるとやった方が良いと判断しました。今朝、たまたまテレビ(民放)を見ていたら、工事を依頼した事業者の担当者が、マンション「リフォームアドバイザー」の肩書で出演されていました。
それにしても、物の多さに改めて驚きます。一家5人で暮らしていますので、必要なものもありますがそうでない物もあるように思います。子どもの成長とともに、家具や道具が増えてきました。28年前、赤羽の40㎡のマンションから引越してきました。子ども達も小さく物も少なく、当初は広く感じましたが今では自分の書斎もありません。そのうち一人二人と家を出るのでしょうが、先は見えません。
家の中での数メートルの移動でしたが、段ボールに物を詰めたり運ぶ作業で妻は相当疲れたようです。私も段ボールや食器棚を運んだりして、腰が痛くなりました。
不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れる「断捨離」。改めて「断捨離」の必要性を感じています。同時に「不便な生活」に適応できる力も。
あと何年元気に生活できるか分かりませんが、いつ大きな災害に遭遇するか分かりません。そして、物の整理も「断捨離」も、「気力」と「体力」がなければ出来ないことだと思います。
これを機に「断捨離」の実践と「サバイバル」の力を高めていきたいと思います。