リフォームが終わりました

やっと我が家のリフォームが終わりました。

1ヶ月近く「災害時」のような暮らしをしていましたが、今週の7日(木)夜に工事が終わり、昨日(8日)引き渡しを受けました。 マンションに移り住んで28年目にして、初めての改修でしたが思っていた以上に長い工事期間でした。

当初は、「水回り箇所」のシステムキッチンやユニットバス等の交換をするだけなのでそれ程、時間も費用も掛からないと思っていました。しかし話を進めて行く中で、将来のために「給排水管」を交換をすることにしました。また、北側に面した小窓の結露対策として、断熱材を変更・追加しインナーサッシを設置することにました。さらに、壁を「珪藻土」、床材も「コルク」に取り換える等、大きな工事となり時間が掛りました。

この間全面的に、キッチンと洗面台そして洗濯機が使えず、トイレは1週間「バケツの水」で流す状況でした。唯一、有難かったのはお風呂には4日目から入れたことです。

食事は、コンビニやスーパーでそのまますぐに食べられる物が中心でした。電子レンジと卓上コンロ、湯沸しポットが活躍しました。牛乳パックをまな板代わりにした、「おままごと」のような料理を食べました。洗濯物は、コインランドリーを利用しました。

改めて、コンビニの品ぞろえの凄さを知りました。弁当・サンドイッチをはじめ、おでん・焼き鳥・コロッケ・焼き魚・サラダ・漬物等、食事のメニューはほぼそろいます。弁当類や惣菜の味付けは、思っていたより濃くはありません。最近、高齢者の利用が目立ちますが、パックのサイズだけでなく「好み」「味付け」についても、相当に研究し対応している様に感じました。電子レンジでごはんを炊いたり、スパゲティを茹でることが出来ると知りました。。

また、日々の生活の中で使っている物や設備が使えず、限られた「インフラ」の中での暮らしが、いかに大変かを実感しました。

電気が使え、水が出る状況でしたので、実際の災害時に比べたら大したことではないことは分かります。しかし、この程度の不便・不自由さでも身体や気持ちに影響があり、「しんどい」と感じたのですから、高齢者や障がい者、小さな子どもを抱えている人等が避難所の「体育館」で生活することは、本当に厳しいと思います。

最近、子ども達も大人も、暑さ寒さに弱くなったように思いますが、私の場合は、トイレの「ウォッシュレット」が使えないことが困りました。たった数十年で、これ程の必需品になっていたことを実感させられた1ヶ月でした。。

今、インドや中国で「トイレ革命」が起きていますが、水洗トイレで「ウォッシュレット」が一般の家庭に普及するのは、あとどれ位なのでしょうか。「電気自動車」への移行と「トイレ革命」はどちらが先に進むのでしょうか。