明けましておめでとうございます。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年の12月議会では、吉川市議会の歴史に残る議決がありました。市長提出議案の条例の一部改正が、「否決」されたことです。吉川市議会が「議会」としての役割を果たしたと思います。
議員・議会の役割は言うまでもなく行政のチェック機関です。
市長・執行側が出してきた議案に対し、疑義を正すとともに、いろいろな角度からその必要性、有効性、効果を検討し判断をすることです。また、費用対効果についても考えなければなりません。直接的に予算を計上していなくても、人が動くことでもお金がかかります。部分と全体の「最適」を複数の目で見極め、議論を通して判断する場が議会です。
市が行う取り組み、事業の大前提は、『市民が望んでいる』ことであり、『市民の幸福に繋がる』ことです。
市が、『市民の幸福に繋がる』と考える事であっても、市民と議会の理解、納得、協力なしに、勝手に行うことは出来ません。
市長(執行)は、市民と議会の声に真摯に耳を傾けるとともに、情報の公開と丁寧な説明が求められます。そうでなければ、言葉だけの『市民が主役』の市政となってしまいます。
「市役所」は、市民のためにあり、市民に役立つ所だから「市役所」と言います。
今年も『市民の目線』を基本に、議員・議会としての役割を、「ぶれる」ことなく果たして参ります。