戦没者追悼式 平和のつどい

先程まで「花火」が続いていました。

ベランダへ出てみると、東から西の方まで「花火」が見えました。今日は5か所でした。
三郷・越谷は大きく、東京と野田の方は小さく見えます。

毎年、7月8月の土・日は「花火」の日です。

子ども達が小さい頃は、ベランダから「玉屋~」「鍵屋~」等と叫んでいました。すると、よその階の子ども達も一緒に叫んでいました。

しばらく前から、そんな声を聞くことはなくなりました。

9時頃になると、大きな花火が一度に沢山打ち上げられ華やかに終ります。仕掛け花火で終わる所もあります。
そして静かな夜に戻ります。

戦没者追悼式 平和のつどいへの出席は今年で12回目になります。
毎年、8月最初の土曜日開催だったと思います。

この日の「花火」はとても寂しい「花火」のように感じます。
当時まだ人口も少ない吉川で、400余の戦没者がおられます。
どれ程大きな戦いだったか想像できます。

戦後74年。
遺族の高齢化が進み、亡くなる方も多くなりました。年々、出席される方が少なくなっているように思います。「戦争」を知る世代は少なくなり、「戦争」は遠い昔のことになってきています。追悼式の最後に、出席者全員で「献花」をします。手向けられる「白菊」も少なくなっています。

「戦争」の犠牲となった方々は、今日までの平和と繁栄そしてこれからの時代をどのように見ているのでしょうか。

今を生き、これからを生きていく私たちは、そうした方々の声をどのように受け止めて行くのでしょうか。

*「戦没者追悼式 平和のつどい」については、2018年8月11日・17年8月6日・16年8月6日・15年8月8日のブログで取りあげています。ご参照ください。