吉川中学校

昨日(9/6)午後7時より、「吉川中学校説明会」が美南小学校体育館で開かれました。
対象者は、来年4月の入学予定者(中曽根小・美南小6年生)と2年生、3年生になる生徒(現在の南中学校1、2年生)とその保護者です。

教育委員会学校教育課の担当者より、建築工事の進捗状況、開校までのスケジュール、現段階での決定事項そして制服・ジャージ等の学校指定品、部活動について説明がありました。
スライドを使っての説明が中心ですが、制服やジャージ、通学カバン等はサンプルが展示されておりました。新しい制服や通学カバンへの関心が高く、そこは混みあっていました。

また受付時に質問用紙が配布され、回答については吉川中学校開校準備ホームページで掲載される予定となっています。

新中学校の建設工事は、平成30年6月29日から始まり令和2年1月31日まで。ですが、外構工事や植栽工事もありますので、3月まではかかると思います。

建物は鉄筋4階建て、延べ面積10,520㎡。校舎は普通教室27、特別支援教室2教室の他、音楽室、美術室、調理室等の特別教室と職員室、校長室等の管理諸室があります。
屋内運動場はステージのあるアリーナ。武道場は2階、プールは校舎屋上に配置されています。

事業費は、62億4,394万円。用地購入に20億3,037万円、建築工事に42億1,358万円です。この内、国・県からの補助金はおよそ10億円、残りの52億円は地方債、吉川市の借金です。

生徒たちにとっては良い学習環境で学ぶことができる、機能的できれいな学校になると思います。

しかし、15年、20年後には確実に生徒数は減少します。吉川の人口も減少して行くでしょう。小中学校をはじめ、公共施設の統廃合や多機能・多目的利用は避けられないことではないでしょうか。

新たな公共施設を作るということは実に大変なことです。