昨日(11/2)、途中からですがラグビー・ワールドカップ決勝をテレビで見ました。
南アフリカ・イングランド戦です。南アフリカが、32ー12で勝ちました。
残念だったのは、表彰式でのイングランド選手の行動です。
銀メダルを首からかけられるのを拒否したり、直後に首から外す選手がいたことです。
今まで、紳士のスポーツと呼ぶに相応しいゲームでした。選手も観客も良い雰囲気の中で戦い、応援をしていただけに残念です。
ラグビーは、日本の相撲や柔道・剣道等と同じように礼節を重んじる潔いスポーツだと思っていましたので。
悔しい気持ちは分かりますが。礼に始まり礼で終わってほしかった。
10月30日(水)・31日(木)、市議会常任委員会合同行政視察に行ってきました。
年に一度、総務水道・文教福祉・建設生活の3委員会が合同で開催しています。
今回は、群馬県前橋市の「まえばしフードバンク事業」。茨城県行方市「なめがたエリアテレビ」。茨城県石岡市「朝日里山ファーム」の取り組みについての視察研修です。
いずれも先進的取り組みとして成果を上げ、注目されている自治体ですが、私は「まえばしフードバンク事業」が印象的でした。
食べ物の助け合い運動。フードバンクに集まった食品を、必要とする地域の方へお届けする事業です。拠点となる事業所は市役所の近くに設置され、運営をNPO法人に委託しています。
担当者は、『食品を配るだけが目的ではない。なぜ食品を必要としているのか、どうしたら立ち直れるのかを明らかにして必要な支援に繫げること。』だと説明された。
市役所から事業所へ向かう途中、社会福祉課の課長に、『見えにくい貧困を見える化し、必要な支援をすることですね。支援の情報を一番持っているのは行政ですから』と言うと、『そうなんです。ご理解いただいて嬉しい』と返されました。
借金・失業・病気・介護・家庭内の問題等、貧困の原因はさまざまですが、ひとり一人にしっかりと向き合い、就労や医療、介護、生活保護等の支援につなぐのが仕事。そんな気迫を感じました。
先進的と言われる所には、行政の役割を理解し、行動する職員がいます。
*更新が遅れ申し訳ありません。