中央緑地のネコ

2ケ月前から朝の散歩コースを変えました。

越谷レイクタウンから吉川の中央緑地へ。
中央中学校と栄小学校の中間にある緑地です。緑地の中心は調整池で、一周5~6分で回ることが出来ます。

鳥の名前はよく知りませんがいろいろな鳥がいます。魚は80㎝位の鯉が20匹ほど群れています。緑地ですが木はほとんどありません。

1月前にネコに出会いました。
犬に追われ、草の上でお腹見せて犬に「参った」と言っているように見えました。行く度に見かけるので、会った時には声を掛けます。言うことは大体決まっていて、「何やっているのだ」「何でネコになったんだ」と聞きます。

ネコは「ミャー」とか鳴きますが、なんと答えているのかは分かりません。
首輪をつけていますが、右目がありません。目やにで顔が汚れています。首輪には何か書いてあります。

先日の朝、犬と一緒にいました。よく見ていると散歩している犬と遊んでいました。
飼い主に、「仲がいいんですね。喧嘩しないんですか?」と聞くと、「小さい時から犬と一緒だったようで、大丈夫ですね。」「目はカラスに突かれたようです。○○の方が可哀そう思ってめんどうを見ています。毎朝、そこから來るです。」と教えてくれました。

その日、ある決心をして散歩に出たので、何かほっとして肩の荷が下りたように思いました。

首輪には、電話番号か住所が書いてあるようでしたのでそれを確認し、飼い主にネコのことを聞こうと思っていました。
「飼っていない」のであれば、とりあえず動物病院ヘ連れていき、目につける薬をもらおう。病院までどうやって連れて行こうか。おとなしくしているだろうか。妻にはなんと言おうか(前に、片目のネコのことを話したが、ほとんど関心を示さなかったので)。どんな名前にしようか。ネコより先に自分が死んだらどうしよう等、考えていたので力が抜けた。

マザーテレサは、貧しい人、病める人、孤児、末期の人たちのどんな状況でも何のためらいもなく寄り添ったといいます。声をかけ、手を握り、見つめ、話を聴く。簡単に出来ることではありません。

ネコの面倒をみなくて済んだことに、「ホッとし力が抜ける」ようではマザーテレサには程遠いと再認識しました。

*一日遅れですみません。