慌ただしい日々の1週間でした。
コロナウイルスに振り回されています。
3月9日(月)、㈱オーム電機が自社のホームページで「新型コロナウイルス感染者の発生につきまして」を発表しました。吉松工業団地内にある同社吉川事業所に勤務している役員1名と従業員1名が、ウイルスの感染検査で陽性であることを認め、現状と対策が書かれています。
これを受け市議会では10日(火)会派代表者会議を開き、市内の感染拡大に備える為「一般質問」の取りやめを決めました。
「一般質問」については、3.11の時と同様に「文書」による答弁を受けることとしました。議案・予算等については、16日(月)本会議での委員長報告、採決を行い3月議会は閉会となります。
市では、新たな市内感染者発生事態にプレスリリースを行い、感染拡大の防止を図るため第5回新型コロナウイルス対策会議を開催。
3月13日(金)開催予定の中学校卒業式を取止め、また市内公共施設を3月11日~31日まで利用停止を決定。対象施設は、おあしす・図書館・公民館・体育館・室内プール(期間延長)・市役所会議室(貸し出し)等。
全校休校中の小中学校児童・生徒をはじめ、市民はますます行き場をなくしています。
12日(木)からは、「追加議案」への対応に追われています。議案は、訴えの提起2件と補正予算1件。吉川美南東口開発地内に残置された重機・コンテナ等の撤去を求めるための土地明渡請求事件です。
議会の承認がなければ裁判を起こすことは出来ません。そのための補正予算が1,360万円で、財源は地方債(市の借金)です。
今回の提訴に関わる資料を13日(金)に請求するとともに、会派内での話合いを続けています。昨日14日(土)も午前9時に集まり、話し合いを行うとともに資料を確認しました。
本当に知りたい情報はあまりないようですが、今日これから、読み込みたいと思います。
2020年度施政方針演説の中で市長は、吉川美南東口開発は「順調に進んでいる…」と述べていましたが、突然「裁判を起こす」という。
なぜこのようなことになったのか。
これまでの折衝経過と現状。残置された重機等が及ぼす事業への影響。今裁判の見通し。仮換地の実施状況(不服審査と裁判)等、確認、検証すべきことは沢山あります。明日16日(月)議会運営委員会で確認後、本会議で追加議案の審議を行う予定です。
吉川市が市民を相手に裁判を起こす。大変なことです。
*これまで3回発行されている「市政評論」の中でも、吉川美南駅東口周辺地区土地区画整理事業の問題が取り上げられていましたが、ここまでこじれているとは。