昨日の16時30分~埼玉地方裁判所越谷支所で、吉川美南駅東口開発区画整理地内の、「土地明け渡し裁判」の第1回目の公判が開かれました。市が4月20日付けで、訴状を提出してから7ヶ月が経過しています。
原告は吉川市。被告は「砕石」を置いたとされる建設会社です。
裁判が始まる5分前、傍聴席入口のドアが開けられ、裁判の開始を待ちました。
法廷は裁判所2階にある第1法廷です。
傍聴席から見ると、正面の一段高い所に裁判官席、その下に書記官が一人、マスクとフェイスガードを着けて座っていました。法廷内右側に原告側、左側に被告側の席があります。
原告側席には弁護士と思われる女性が一人、被告側席には誰もおらず欠席したようです。
16時30分、裁判官席の後ろにあるスライドドアを裁判官が自ら開けて入場し着席。女性の裁判官で、若い方のように見受けられました。
裁判官と原告側とのやり取りはほとんどありませんでしたが、裁判官からは、『砕石の撤去ということですが、どれにあたるのかよく分からない。更地に見える。』『砕石の厚さと範囲を明確に特定してほしい』『土砂や砕石が置かれる前の状態が分かる写真等はありますか。あれば提出を。』といった発言がありました。写真や図面を見ていたようです。
最後に、『次回は1月29日、4時30分~第1号法廷で』と言って退席。
その間、わずか5~6分間でした。