お墓参り

明日は墓参りに行きます。
両親のお墓です。
年に2回、兄妹4人そろって行っています。

駅の改札を出た所にある店で待ち合わせ、お茶を飲んでからお寺に向かいます。駅からはタクシーです。
多分20年くらいは続けています。

私たち4人とは特に関係のない土地にあるお寺ですが、親父がその寺を気に入って墓地を買い、「ここにお墓を建てくれ」と言っていた場所です。

以前、なぜそんな所に買ったのかと聞くと、その寺の住職が東京の巣鴨にある親父の両親(祖父母)が眠る寺で修行していたということで、何かの縁だと思った。との事でした。巣鴨のお寺には、遠山金四郎や千葉周作、関宿城主等のお墓があります。八百屋お七も眠っていたと思います。
どのようにして、そこのお寺を見つけたのかは聞き漏らしましたが、今にして思えばおそらく持っていた土地との係りだと思います。

父が東京都を定年退職した後、民間の会社でしばらく働いていました。その頃、千葉の九十九里海岸の近くに土地を買っており、そこに小さな家を建てたいと言っていました。

海が近いので、「釣り」をしたかったのだと思います。

現役の頃から、よく「釣り」に行っていました。休みの日には、東京湾でハゼやキス、カレイなどを。奥多摩や山梨の川や湖では、鮒・へらぶな・鯉・わかさぎ・ウグイ等。

鮎が解禁になる前日にはウイスキーのポケット瓶を持って酒匂川へ、夜に出かけました。鮎釣りでは胸まである長靴を履いて川に入り、その為か神経痛で苦しんでいた時もありました。

九十九里の「小さな家」は私たち家族の反対で実現しませんでした。
今更ですが、好きにさせてあげるべきだったと思います。