三郷市境の三輪野江地区120㏊(白地)の開発。市は開発の基本構想をまとめ、公表しました。
三郷・流山橋の開通や常磐高速道路のフルインター化が予定される中、この地区を3つのゾーンに分けて開発を進める計画です。
農地保全エリアは農用地として保全。農業拠点エリアは農業パークを軸にした農業拠点。将来開発検討エリアでは「工業団地」の事業化を進めたい考えで、新たな工業団地の整備で、産業振興と雇用の創出、地域の活性化を図る計画です。高齢化・少子化が進む三輪野江地区の今後のまちづくりに向け、新たな一歩となります。
4月には、三輪野江南部地区工業団地開発基本構想(案)の地域説明会が開催されました。
地域説明会は4日間(5回)開催され80人が出席。私たち「市民の会・無所属」も分担して3回出席しました。
市の説明では、住宅や事業所等が立地していない用地10~20㏊の工業団地を埼玉県企業局との協働事業方式で進めたいとしています。
住民・地権者からは、なぜ県企業局と一緒に進めるのか・7~8年前から民間事業者が土地の買い上げ(仮契約)を行っている。民間事業者との関係はどうなるのか・今後の具体的なスケジュールは・三郷市との調整、一体開発は・どんな企業を誘致するのか等の質問や意見が出されました。
また、後継者もいないので早く土地を売りたい方や農業を続けて行きたいのでそっとしておいてという地権者もいたようです。
県企業局が市と一緒にやるかどうかも分からない中での説明会でしたので、住民・地権者らの質問に対し、はっきりと答えるのは難しかったと思います。
とりあえず、市の考え方(基本構想)を説明したという感じでした。
市が進めている「埼玉県企業局と市との協働事業方式」について、現状と今後の見通しを明らかにするため7月15日(金)埼玉県企業局へ伺い、企業局長と地域整備課課長にご説明を頂きました。
事前に会派内で、企業局へ行く目的、我々のスタンス、確認すべき事項等について話し合い、その上で伺いました。協働事業方式での企業局と市の役割分担の内容、現状と今後の予定・見通し等について説明を受けた後、質問と意見交換を重ねました。
やっと、全体像が見えてきたように思います。