昨日、吉川橋の「渡り初め式」が開催されました。
開催の案内を頂きましたので、参加してきました。
場所は吉川橋東側あいさつ通り入り口付近で、午前10時30分から記念碑の除幕、10時45分から安全祈願神事、テープカット後11時~「渡り初め」を行いました。
吉川・越谷市の市長と議長、県議そして警察や県土事務所、地元自治会、美しい吉川橋を実現する会の役員等が出席していました。
「渡り初め式」を主催したのは、「美しい吉川橋を実現する会」です。
詳しいことは分かりませんが、吉川橋の架け替えにあたり市内の事業者・団体・市民等から寄付金を募り、それを美しい吉川橋建設のために寄付された団体です。地元の方々が中心のようですが当初、目標の3,000万円を集めるのは大変だと思われていたそうですが、大口の寄付もあり目標を上回る寄付が集まったと聞いています。
よく分からないのは、実施主体が埼玉県や吉川・越谷市でなかったことです。
県道にかかる橋なので工事は埼玉県の仕事です。
以前、吉川から三郷市へつながる県道の開通式に行きました。武蔵野線の下をくぐるあたりで行われましたが、実施したのは県だったように思います。
地元を中心にして、「渡り初め」やお祝いをすることもあると思いますが、県や市が何もしないというのも違和感を覚えます。
吉川橋の架け替え工事は、国からの補助金も受けながら長い間かけて完成しました。東北の大地震・津波後には、補助金も削られ工事が進まないこともありました。県は東京オリンピック前には完成させたいと言っていましたが、今になりました。
やはり道路や橋の新設・改修工事には時間がかかります。
普段、道路の真ん中を歩くことはないので貴重な体験でした。