台風一過

9月25日(日)、青空と雲が交り合う台風一過の朝を迎えました。
台風15号は、東海地方を中心に猛烈な雨を降らせ、静岡では大きな被害が出ました。特に茶所では記録的豪雨により浸水、土砂災害が起こりました。台風15号による嬉しくない「記録的豪雨」がまた続きました。

元上司の結婚式に出席するため神戸から息子が来ました。幸いにも新幹線が動いていた22日夜に到着。今日戻ります。

生まれ育った荻窪の家は木造平屋で、台風の前には雨戸をしっかり閉め、父親は瓦屋根や木の塀を点検・補修していました。子どもの頃は、その手伝いをさせられました。
その頃の台風一過は「日本晴れ」の空が広がり、いつも爽やかな朝でした。また、台風は9月・10月に来るもので、今のように夏の前に列島に上陸することはなかったと思います。

家の小さな庭にある柿の木は、2年毎、大きな富裕柿の実を枝いっぱいに付けていました。
隣家の庭には柿・桃・梅、梨の木がありました。毎年、梨の白い花を見るのは楽しみでした。

私の9月議会一般質問は22日(木)に行いました。
質問の一つに「中原市政2期8年を振り返って」を取り上げ、私から見たこれまでの2期8年は、「必ずしも上手く進められていない。未熟な行政運営、組織運営」だと思う。その原因は、「人と組織に対する理解不足」ではないか。

また、前日の一般質問で「中原恵人として何を大切にしているのか」との問いに、「二つの自分がいる。絶対的自信と不安を持つ自分」の中で「誰よりも現場を知り、賛成・反対両方の話を聞いている。最終判断は市長として、未来につながるかどうかを無色透明の立場で判断している」と市長は答えました。

私は、「自分が一番分かっている」ということについて「思いが強い」という人もいるが、別の表現をすれば「人の話を聞かない。独善的」ともいえる。
市長としての重要な仕事は「人を動かすこと」であり、組織として動くためには「共感の心情」が大切であること。リーダとして人の上に立つ人は「思いやりの心」と「言行一致」が前提では等、私の考えも含め質問を重ねました。

短い時間でしたが、中原市長も冷静に答弁されていたと思います。

*本会議での「一般質問」は当日、インターネット中継されます。また「録画配信」もされますので、後日視聴できます。関心のある方は、吉川市ホームページから市議会(議会中継・本会議録画配信)に入り視聴ください。