お早うございます。
更新が遅れ申し訳ありません。
今朝は5時45分からビラ配りを始めました。
東の地平線に近い空は、日の出前の太陽が雲に反射してオレンジ色の朝焼け。北東の空は茜(あかね)色に染まっていました。
いい朝を迎え、今日も元気に活動しようという気持ちです。
9月定例会は終わりましたが、のんびりする時間はありません。
抱えている課題の一つが「答申案」の作成です。
住んでいるマンションの管理組合理事長から、長期修繕計画検討委員会の委員長を頼まれました。
マンションが出来て32年経過し、7年後には第3回目の大規模修繕を迎えます。現状では約5億円の資金不足が見込まれるため、長期修繕計画工事の見直しと修繕積立金の値上げについて検討し、「答申案」を作成しなければなりません。
7月末に検討委員会を立ち上げ、話し合いを続けています。
第3回大規模修繕工事と、この先6年間の工事内容見直しを中心に30年先まで検討すると同時に、30年間の収支計画見直しを行っています。
委員会には、建築や機械関係の仕事に携わっていた方もおりますが、全てに精通している訳ではないので、専門家の知恵も借りて議論を進めています。
管理会社の長期修繕計画担当や大規模修繕工事を行う施行会社のスタッフに来て頂き、直接話を聞き、素朴な質問を重ねています。
昨日の委員会では、「答申案」の方向性について話し合いました。
3回目の大規模修繕工事見直しと経費の圧縮はほぼ固まりました。しかしその後の収支計画についての課題解決が残っています。これが確認出来れば、何とか11月中にまとめられると思います。
修繕工事は、一つ一つ丁寧に工事の内容、時期等を見直すことで経費の圧縮につなげることが可能です。難しいのは長期収支計画での修繕積立金です。特に、改定(値上げ)は大きな問題です。
マンションも30年経過すると高齢化が進み、多くの方が年金生活者になっています。「出来るだけ値上げはしてほしくない」というのは、居住者の当然の思いです。
一方、経済合理性だけで管理・修繕を進めれば「スラム化」する恐れがあります。「スラム化」による人の移動は、これまでの地域のつながりや人間関係に影響を与え「終の棲家」で無くなることを意味します。
建設会社の関係者からは、「大事に維持管理すれば、100年は住むことが出来る」と聞いています。
皆で知恵を出し、多くの方に納得して頂ける「答申案」としたい。