仏壇の「掃除日」

立ち上る線香の煙を見て、「ほっとした」気分で先ほど、朝食を済ませた。

毎月、一日(ついたち)を仏壇の「掃除日」と決め、早朝にやることにしている。今月は今日(9/3)になってしまった。

本尊の仏像や位牌、線香建て・おりん等、仏壇内のものを全て外へ出し、仏壇の内部と外側を水拭きする。仏像や位牌は、ほこりを取る導電性モップ(ダスキン製)を使ってそうじ。

電子レンジより2まわり程大きな仏壇と本尊・仏具等は、数年前、上野から浅草へかけて軒を連ねている仏壇屋を見て回り購入した。 初めてのことで、何も分からなかったので、店の人にいろいろ聞きながら選び、届けてもらった。

我が家の居間のテレビの横に置いてもらい、仏壇の配置や「そうじ」について説明を受けた。 以後、毎月の「仏壇掃除」は私の担当となり、行っている。

仏壇を置くことになったのは、義父母(妻の両親)の位牌を預かることになったからだ。 それまでは、義兄(妻の兄)の所でお守りしていた。ご夫婦とも亡くなったが、義父母のお墓には入っていない。

駒込と田端の中間にあるお寺へ行き、お墓の管理を引き継ぐことや、今後、お墓に入る事の出来る対象者を住職に確認してきた。

毎朝、3点セット(お花・ローソク・線香)を揃えてお参りしている。、今日、気分よくお参り出来たのは、やはり今朝、掃除が出来たからだと思う。

9月1日(金)は、9月議会の開会日。2日(土)は早朝から選挙応援で八潮市へ。そして今日、やっと。

上る線香の煙を見ていると、両親や義父母が元気だった頃の「笑顔」が浮かんできます。そして、友人やお世話になった上司、若くして亡くなった同僚や部下の姿、声が。

ともに過ごした時代、共に見た「風景」がよみがえります。

 

*尚、神棚の「水」の取り換えと「榊」の管理も私の担当です。神棚の掃除は毎年、「大晦日」となっています。