「驟雨」

午前11時半頃雨が上がり、「洗濯物」をベランダに干した。

天気予報ではお昼まで傘、その後は雲マーク。今朝見た吉川の天気はそうなっていた。

午後1時過ぎ、空に黒い雲が広がり突然の雨。
急いで「洗濯物」を風呂場へ移動し、「衣類乾燥」を7時間に設定。

洗濯機の上に設置した乾燥機を使った時期もありますが、その後雨の日は居間や風呂場に吊るし、除湿機と扇風機で乾かしていました。
長い間、そんな生活をしていたが一昨年、洗面所と風呂、トイレ、キッチンの水回り工事をした際、風呂場で「衣類乾燥」が出来るようにした。マンションに入居して30年が経っていた。

南側のベランダに激しく雨が降り注ぎ、見ている間に雨水が広がってきた。
これは「驟雨」。それともやはり梅雨前線の影響。

友人から借りた詩集の中に、「驟雨(しゅうう)」という言葉があった。フランスの詩集だったと思う。
大学生になって間もない18歳でした。

渋谷駅から歩いて学校までの坂道を上り下りする毎日でした。

あれから随分と長い年月が経ちました。世の中も時代も変わりました。あの頃のことを思い、そして自分は何が変わり何が変わっていないのか。

考えていたら、何時しか雨は止んでいました。
雨に打たれた朝顔が、また開いています。