「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、「秋分の日」頃から残暑も和らぎ、この1週間、急に朝夕冷え込んできたように感じます。
この間まで、敷きパット・タオルケットとも「ヒンヤリ」する面(涼しく感じる加工がされています)にして寝ていましたが、現在は普通に加工された面にしています。さらに数日前から、薄い羽毛布団を掛けています。
日に日に、秋の深まりを感じるこの頃です。
昨日の朝は一面に靄(もや)が立ち込め、すぐ下の公園や東京方面まで何も見えない程でしたが、8時前には靄が消え陽が差してきました。早朝の厳しい冷え込みがうかがえました。
一昨日は「お月見」でした。
少し雲がありましたが、月は東から南の空へ移動しながら明るく輝いていました。秋の月もよいものです。
今朝も朝顔が咲いています。ブルーの小さな花が、深まる秋に静かに抵抗しているようです。
9月議会が終わりました。
議会中で行くことが出来なかった墓参りに行きたいと思います。妻と私の両親、そして吉川に来て以来、お世話になった方の所です。
人の命も永遠でないことは分かっていますが、やはり寂しいものです。
私もそのうち、消えていくことは間違いありませんが、自分への寂しさはありません。
過去を振り返ると失敗の連続で、今度生まれ変わったら「あんな失敗はしない」、「よく考えてものを言い、行動できるのでは」と思いますが、それもまた「つまらないこと」だと思ったりします。
その時その時、精一杯考え判断してきた結果です。過去に戻ることは出来ません。仕方のないことです。
生きて行くうえで、どんな「選択」をするのか。正解と不正解はいつも紙一重です。
それは、成功・失敗と同じで、成功が失敗を招き、失敗が幸せにつながることが、時々あるからです。
「人生は不思議でおもしろい」と思います。