ワクチン接種体制の整備

2月4日(木)、全議員を対象に「新型コロナウイルスワクチン接種」の説明会が開かれました。

2月1日付で設置された「新型コロナウイルスワクチン接種担当チーム」統括責任者の健康長寿部長より、
【Ⅰ接種体制】 1国、都道府県、市町村の役割分担 2接種体制整備・接種実施経費見込み(2/5臨時議会での補正予算の主な項目)3接種券(クーポン)・接種済証 4接種場所 5接種順位見通し・スケジュール目安

【Ⅱワクチン】 1ワクチンの特性 2ワクチン配分方法のイメージ 3ファイザー製ワクチン ①流通体制 ②医療機関等での保管・取り扱い

【Ⅲ接種方法・接種会場等】1接種方法と接種会場(地域集団接種・個別接種・施設巡回接種・訪問接種)2当日の流れ

【Ⅳワクチン接種後の副反応等に対する医療体制り確保】

【Ⅴ予防接種健康被害救済制度】について概略の説明がありました。

翌5日(金)臨時議会が開かれ、新型コロナウイルスワクチン接種事業94,956千円の補正予算を審議し、全員賛成で可決。

前日に接種事業の概略説明を聞いているためか、質問者は私1人だけでした。
94,956千円の内訳内容を項目別に確認するとともに、81,393千円が「繰越明許費」そして318,780千円が「債務負担行為」として計上されていますので、その理由や根拠を確認しました。

今回の補正予算は令和2年度の補正ですので、今年の3月末までに執行するのは、非常勤職員(会計年度任用職員)の報酬や予防接種委託料の一部(医療従事者分)です。それ以外は次年度(令和3年度)での執行となる可能性が高い為、繰越して使えるようにしています。 * 最大で85.7%を繰り越して使えることになります。

318,780千円の「債務負担行為」の期間は令和3年度です。3月下旬から実施予定の高齢者や一般市民が受けるワクチン接種の委託料です。
73,000人の市民の内、3,000人の医療従事者を除いた70,000人分です。
16歳以下の市民も対象に、全員が受けた場合に必要な費用です。
ちなみに、ワクチン接種1回の費用は2,070円+消費税=2,277円。一人で2回接種しますので4,554円かかります。全額国庫負担です。

いよいよ、吉川でもワクチン接種の準備が動き出しました。

*またまた、ブログの更新が遅れて申し訳ありません。2月5日臨時議会終了後から、12月議会報告(いとう・いながき)をポスティングしています。