「夕日」はいつ見ても何とも言えぬ美しさがあります。
この季節は、富士山の後ろに沈んでいきます。夕焼けの中、奥多摩や丹沢の山々が富士山と一緒に影絵のように黒い姿でたたずむ中、静かに沈みます。たまに「赤富士」が見られることもあります。
「日の出」の光景も特に良い季節だと思います。
6時を過ぎ、地平線(東南の方向)が朝焼けに染まり始めますが、空にはまだ星も月も輝いています。星の数は夏の倍くらい見えます。東南の空は薄いブルー、西の空は深いブルーで、「綿あめ」のような雲がたなびいています。「日の出」が近くなると、白い雲は黒い塊のようになって存在感を増しますが朝陽が射すと元の姿に戻ります。
長い長い間、人も動物たちも見続けてきた風景ですが、たまにはご覧になったらいかがでしょうか。
今日の「日の出」は6時34分53秒、「日の入り(日没)」は16時26分39秒でした。明日12月5日(日)、吉川の「日の出」は6時35分44秒、「日の入り」は16時26分36秒の予定です。