ワクチン接種券が届きました

5月27日(木)、吉川市から私の所へワクチン接種のクーポン券が届きました。

市では4月30日(金)、80歳以上の市民4,560の人に対しワクチン接種券を発送。続いて5月20日(木)、78歳・79歳1,562人へ送付。

供給されるワクチンの量が前提ですが、電話やインターネットでの混乱を防ぐために、年齢をきざんで発送しているのだろうと思っていました。
ところが3回目は72歳~77歳の5,677人へ、5月26日(水)に発送されました。

予約受付開始は6月2日(水)10時からです。1回目接種は6月11日(金)~7月1日(木)で、予約の枠数は5,184となっています。

何とか接種できるように、6月2日インターネットで予約システムにアクセスして申し込みたいと思います。

自分の番はもう少し後になりそうだと考えていましたので、政府が設置する大規模接種センターへの予約をしようかと迷っていました。

今回は年齢の幅が広がったことで私も対象となり、市内での接種を受けることが出来そうです。

*更新が遅れ、申し訳ございません。



誰のための、何のための

今朝5時、南側ベランダへ出ると雨も上がり空全体を雲が覆っていました。澄んだ空気の中、南西の方角には雲間から青い空が少し覗いていました。

ここ数日、関東地方も梅雨入りしたのではと思われる天気が続いていましたので、爽やかな気分になりました。

開幕まで2ヶ月となった東京オリンピック・パラリンピック。IOCのジョン・コーツ副会長は21日、東京に「緊急事態宣言が出ていても大会は開催できる」との認識を示しました。

政府は同日、緊急事態宣言を沖縄県に出すことを決定しました。今月末に期限を迎える9都道府県の宣言解除の延長が検討されている中での、IOC副会長発言です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による人々の暮らしやオリンピックへの思い等、関係ないというような姿勢だと感じます。

アメリカ・イギリス・EU加盟国等、ワクチン接種が進み普段の生活が戻りつつある国は経済も回復基調にありますが、世界にはそうでない所が多くあります。感染拡大を抑え収束へ向かっている国は少なく、コロナ禍で社会的弱者が拡大しています。

日本では、普段の生活が出来ず命の危険を感じている中で「ワクチン接種」を待っている方が大半です。7月末までに、高齢者(65歳以上)のワクチン接種を終えられるのかも分かりません。

そんな中で、「緊急事態宣言が出ていても大会は開催できる」との発言。
IOCや日本の大会関係者は、どこを見ているのかいるのか理解できません。
主催国日本の主権はどこへ行ったのでしょうか。

五輪・パラリンピックは、誰のための何のためのものでしょうか。


「ワクチン接種予約」が始まりました

「ワクチン接種予約」の受付が始まりました。

80歳以上の高齢者4,600人に対し、予約受付の案内を4月30日に発送しましたが、5月12日(水)から接種予約の受付を始めました。

今回の予約枠数は3,942ですが、5月12・13日の2日間で2,688件(68.2%)の予約申し込みがありました。
インターネットでの予約が2,072件(12日‐1787件、13日-285)、電話は616件(12日‐294件、13日-322)でした。

受付初日は、インターネット予約が電話の6倍ありましたが、2日目は電話の方がインターネットを少し上回りました。

電話受付を担当するのは8名。1人の対応に時間が掛かるので、1日に受けられるのは300件前後です。

高齢者向けワクチンは当初3箱と言っていましたが、5月13日現在で14箱供給さています。

先行して行われていた医療従事者への1回目接種は、対象者2,058人に対し1,901人(92.3%)が受けました。2回目は5月30日(日)までに終了する予定です。

吉川市としては初めての接種予約の受付でした。他市で見られた「ネット予約であっと言う間に埋まってしまった」や市民が、「繋がらない電話に業を煮やして市役所へ押しかける」ということはありませんでしたが、12日の電話予約は終日、繋がらない状況でした。

私の所へも、『1日中電話したが繋がらなかった。受付の方法を再検討したらどうか』『翌13日の昼過ぎにやっと繋がった』『電話でやり取りしたが、送られた書類がいろいろあって、聞かれてもすぐに答えられない』等の声が届きました。

何事も、実際にやってみなければ分からないことがあります。



何が何でも

オリンピック開催に係わる政府・東京都・IOC関係者やIOCバッハ会長の発言からは、「何が何でも東京オリンピックを開催する。それ以外の選択肢はない」という前提での言葉しか伝わってきません。

1年以上も続くコロナ感染症の拡大。一向に収束の見えない中で、日本と世界の現状を見ようとせず、世界の人達と日本国民の気持ちを聞こうとしない。

「これまで逆境を乗り越えてきた日本人なら、厳しい状況も乗り越えられる」。バッハ氏の言葉からは、最後には「神風」が吹き日本は勝つと言っていた戦争末期を思い起こさせます。精神論でコロナウイルス感染症を抑えることは出来ません。安倍元首相の「オールジャパンで対応すれば何とか開催できる」も無責任な発言だと思います。

開幕予定の7月23日まで3カ月を切っています。今、本当に開催できる状況なのか、やる必要があるのか、冷静に開催の是非を判断すべきだと思います。大会関係者が、なぜ問題を提起し、しっかりと検証・議論しないのか理解できません。

私は、中止すべきだと考えます。何が何でも開催すべきだと考える人は少ないと思います。
オリンピックが世界の国や人々に、どれほどの夢や感動を届け経済効果をもたらすのか分かりませんが今、政府が果たすべき役割は国民の生命を守ることと新型コロナウイルス感染症の収束に全力を尽くことだと思います。

昨日、4都府県に出されている3回目の非常事態宣言が延長されました。5月11日の期限を5月末まで延長し、12日から愛知・福岡県を対象に追加しました。ゴールデンウイークの「短期集中対策」として出された非常事態宣言ですが、失敗しました。当初より、期間が短すぎて効果が薄いと言われていましが、バッハ会長の来日予定があり「短期集中対策」になったと思われます。

特に変異株が猛威を振るう関西では、強い感染力と重症化のスピードが速く感染拡大が止まりません。大阪では入院率10パーセント。10人に一人しか入院していません。医療がひっ迫と言うより崩壊しつつある状況です。

新型コロナウイルスの感染防止と治療の責任は開催国にあります。今の状況でそれが出来るのでしょうか。オリンピック開催で世界の変異株を集め、国内だけでなく世界へ拡散することに繋がる恐れもあります。

オリンピック開催は、取返しのつかないことになります。

政権が吹っ飛び、自公が下野して済む問題ではないと思います。




「ワクチン接種」が始まります

「いよいよ」と言うより「やっと」、新型コロナウイルスワクチン接種が具体的に動き出しました。

吉川市では昨日(4月30日)、80歳以上の高齢者4,600人に対し接種券・予診票・案内等を送付しました。その他の高齢者へは今後、年齢に応じて段階的に郵送されます。

予約開始は5月12日(水)午前10時から受付です。1回目の接種は5月21日(金)~6月10日(木)で、2回目は6月11日(金)~7月1日(木)の予定です。

65歳以上の高齢者は約17,400人。接種率をどの位に見ているのかは分かりませんが、市では概ね7月中に1回目の接種が終わり、8月中に2回目の接種を終える見込みだとしています。

政府は4月30日、高齢者向けのワクチンについて、5月下旬から6月末までの市区町村への配送量を都道府県へ通知しました。

6月末までに高齢者全員が2回の接種ができる分を配り終える考えです。これにより、高齢者の接種完了を7月末までに行うよう市町村へ要請しています。

今まで、何時、どれだけの量が届くのか分からない中での準備でしたが、これからは届くワクチンを確実に接種できる体制を整備することになります。

申し込みは、パソコン・スマートフォン又は電話で受け付けます。コールセンターには8名の会計年度任用職員が配置されます。

5月12日からの受付は80歳以上の高齢者ですので、やはり電話での申し込みが多いように思います。スムーズに受けられるのか少し心配です。




3度目の「緊急事態宣言」

3度目の「緊急事態宣言」が、明日4月25日から5月11日までの17日間、東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に出されます。

ゴールデンウイークを前に再び、酒類を提供する飲食店やカラオケ、映画館、大型商業施設、テーマパークなどに休業・時短要請が行われます。また、スポーツイベントは原則無観客となります。

ゴールデンウイーク中の人の流れを抑えることで、感染拡大を防ぐ目論見です。

大阪では、まん延防止等重点措置で感染拡大を防げず、新規感染者が1日1,000人を超え、医療崩壊にあります。東京でも同様の心配が目の前まで来ています。

昨日4月23日午後7時57分から、3度目の「緊急事態宣言」について、首相会見がNHKテレビで中継されました。
今回の「緊急事態宣言」の説明の後、記者からの厳しい質問を受けていました。
これまで首相は、緊急事態宣言やまん延防止措置を出す度に「決意」を示し、国民や事業者へ「協力」を要請しました。しかし目標を実現出来ず「お詫び」を繰り返すばかりでした。

誰が首相でも、新型コロナウイルス感染症の「感染拡大防止」や「収束」を図ることは簡単ではないと思います。
現状では、新規感染者を抑え「医療体制」を守りながら「ワクチン接種」を進めて行くしかないのでは、と考えます。しかし、今までのやり方ではダメだと思います。

今、必要なことは「ロードマップ」を示すことです。「収束」へ向け、いつまでに何を行っていくのかを行程表で明確にすることです。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置については、目標とする新規感染者数と医療体制確保の具体的数値を示し、実施すべきです。解除にあたっては、現状と今後の見通しを検証するとともに、達成度(結果の数値)を明らかにしていただきたい。

目標とする数値を明らかにせず、ただ「協力してください、お願いします。状況が変わらないので、1か月延期します」では、首相の決意が伝わらず、国民の理解と安心感は得られないと思います。

何度も「宣言」と「お詫び」を繰り返すのは、いい加減にしてほしいと思います。


日米首脳共同声明

昨日、菅首相とバイデン大統領との会談後の「共同声明」が出されました。

国際秩序に合致しない中国の行動や香港や新疆ウイグル自治区での人権状況に対する懸念、ミャンマー国軍による市民弾圧への非難、北朝鮮の非核化、世界の気候変動対策、人工知能(AI)、半導体そして台湾海峡の平和と安定など幅広い問題ついて話し合われた後の声明です。

3月に行った日米2プラス2での声明や、これまで話し合われてきたことの確認がほとんどですが、日米首脳の共同声明に「台湾」が明記されたことと、中国を名指しして、不法な海洋権益に関する主張及び活動への反対表明を行ったことには驚きました。

共同声明では「日米両国は台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す」また、「自由で開かれたインド太平洋」を推進。「ルールに基づく国際秩序に合致しない中国の行動について懸念を共有」と記されています。

在米中国大使館は早速、「強い不満と断固反対」を、在日中国大使館も「台湾、新疆ウイグル自治区などの問題は中国内政であり干渉は許さない。日米が何を言っても釣魚島(尖閣諸島)が中国に属する客観的事実は変えられない」と表明。

共同声明で言っていることは、ほとんどが世界の共通認識であり、近年の中国の立ち居振る舞いから見ても当然の事だと考えられます。しかし、特に台湾問題は「台湾は中国の一部」「一つの中国」と考えている中国にとって、許しがたい内容だと受け止め、対抗措置に出ると思います。

台湾海峡の問題に日本が踏み込んだことは、今後の日中と日米関係に大きな影響があると思います。政治・経済・軍事関係の中で具体的問題が発生した時、日本が正しい判断・対応を行うことが出来るのか心配です。

最悪は「台湾有事」ですが、「尖閣」もあります。中国との取引をしている日本企業や進出企業に重大な問題が起こることも考えられます。

日本が「立ち位置」をはっきりさせ、主張することは必ずしも悪いことだとは思いません。しかし、「何について、どこまでするのか」は熟慮が必要です。

したたかなのは中国だけではありません。アメリカも当然、自国の利益を考えて行動しています。

菅首相はどこまで考えて、「共同声明」を出されたのでしょうか。


よい季節になりました

この間まで満開だった桜が「葉桜」に代わり、今度は白やピンクの「ハナミズキ」が市内のあちらこちらで見られます。通学路に咲く「やまぶき」の黄色い花は懐かしく感じます。生まれ育った実家の庭にもありました。

緑道の花壇の花も、競うように一斉に咲き誇っています。水仙・チューリップ・ビオラ・ノースポールそして紫蘭など、陽の光を浴び輝いています。ビオラは植えた時の10倍ぐらいになり、見事です。

紫陽花やもみじの新緑の葉もきれいです。

残念なのは、たまに花が消えるのと犬を花壇に入れて排尿・排便させる飼い主がいることです。

排便後、後ろ足で花を蹴散らすのか? 花は折れ、しおれて枯れます。いつも無残に飛び散った花と糞、そして足跡が残されています。

今日は、先日植えた花が無くなっていました。

きれいに咲いている花を掘り起こしたり、愛する犬の後始末を他人に任せ、何食わぬ顔で散歩をさせている人の気持ちは分かりません。



嫌なニュース

「嫌なニュース」というより「つらいニュース」が続いています。

中国の立ち居振る舞いは、傲慢、不遜を超えた「狂気」のように思います。
新彊ウイグル自治区での人権侵害です。

移動の自由や信教の自由を制限したり、恣意的に強制収容所へ収容し拷問・避妊・中絶・強制労働などの人権侵害が行われているといいます。アメリカのバイデン政権は「ジェノサイド(集団殺害)」だと非難しています。

これに対し、中国は「客観的事実のないままこの罪名を持ち出し、政治的に汚名を着せることは許されない」「世紀の大うそ」だとしています。

ウイグル自治区での「中国化政策」は、数年前から報道されており、香港の選挙制度改革にも通じているように思います。中国指導部は「愛国者による香港統治」を掲げ、裁判で民主派を排除し、民意の反映より中国指導の意向に従う体制づくりを強引に進めています。
おなじことをウイグル自治区でも行っていると思います。

権力者による「狂気」はミャンマーでも行われています。クーデターで権力を握った国軍と警察による市民への弾圧はエスカレートしています。
連日、平和的に行われている抗議デモに対し、治安部隊による武力弾圧で多くの死傷者が出ています。隠し撮りしたと思われる残虐な行為の映像が流れ、現地メディアの報道では死者だけでも543人と伝えられています。

国民を守るための軍が、市民へ銃を向け幼い子どもの命さえ奪う現実に、なんとも言えぬ思いです。

ミス・グランド・インターナショナル(ミスコンテスト)にミャンマー代表として出場した大学生が、「どうかミャンマーを助けてください」「母国ミャンマーでは、私がこのステージに立っている間にも多くの人が亡くなってる」「市民の力では国軍は止められない。国際社会や国連の支援が今すぐ必要です。直ちに行動を起こしてほしい」と訴えました。

茂木外相は軍の行動に対し「強く非難する」と言いましたが、具体的な取り組みはされていません。

日本はミャンマーに対する最大の支援国です。国軍とのパイプを生かし、解決のいとぐちをつかむための話し合いをすべきではないでしょうか。特使を派遣する等具体的な行動を起こすべきです。

国軍がクーデターを起こしたのは、軍の権益を守るためだと言われています。選挙でアウンサンスーチー政権が勝利しさらなる民主化政策で、軍が持っている権益が失われるとの恐れからです。国民の幸福より自分たちの特権と利権を守ることを優先しました。

中国で利権を握っているのは、共産党・軍・地方行政区の幹部そして大企業の経営幹部です。彼らの子弟の多くは、アメリカやイギリスに留学し大学(大学院)卒業後、欧米で仕事に就いています。

親たちは利権で得た資産を海外に移し、いつ中国で何が起きてもまっ先に脱出できる体制を整えていると聞きます。

長い歴史の中で、王朝・国・政権は永遠に続くものではないと理解しているからかも知れません。
世界中の都市にいる「華僑」はその「さきがけ」かも。

*追記(4月5日): 昨夜午後9時からNHKテレビで、NHKスペシャル「衝撃のミャンマールポ デジタル駆使した抵抗 日本・世界で連帯が! 徹底解析・弾圧の実態」が放映されました。

内容はタイトル通りのものでした。国軍や警察による残虐な行為の中、逃げまどいながら抗議活動を繰り返し続けている若者たちの姿がありました。デモに行けば、実弾で頭や背中を撃たれる危険を承知しての参加です。3本の指を立てシュプレヒコール上げて歩いています。手の「こう」には、血液型と連絡先が書いてありました。そこに、何としても「軍政を終わらせる」という覚悟が見えます。10代、20代の若者が中心です。

最近、反政府武装組織に加わる若者も出てきているといいます。これが広がると泥沼化し、さらに大きな混乱を招き、市民への被害が拡大します。そうなる前に、国際社会が声を上げ行動をすべきです。そのために一個人として何ができるのか、何をすべきかを考え、行動していきたいと思います。

「桜」が咲きました

二郷半用水の「桜」をはじめ、市内の公園や道路沿いの「桜」が一斉に咲き、「春」を実感します。
遠目には満開に見えます。

小中学校の卒業証書授与式が終わりました(中3/15・小3/25)。今回も三蜜の回避や時間短縮のため、小学校は児童と保護者のみ、中学校は生徒のみでの実施となりました。

昨年来、私たちも式には出席できなくなっていますので、実際の様子は分かりませんが、在校生も式には参加していないと聞き、少し寂しい気がします。小中学校の入学式は4月8日の予定ですが、その頃は「葉桜」の季節だと思います。

議会(定例会)の方は3月19日に閉会しましが、年度末ですので、会派の「3月議会報告」を急いで作っています。紙面の割り振りと分担を決め、それぞれが書いたものを持ち寄り手直しをします。

昨日も夕方から集まり編集作業をしました。この1週間、広報委員会や施設見学、セミナー等の合間を縫って慌ただしく原稿を書きました。毎回、刷り上がったチラシを見て「よくまとまった」と言えるのは殆んどありません。それでも、メンバーからの率直な意見を聞き、修正すると良くなります。

時間があるからと言って、いいものが書けるわけでもなく、伝えることは難しい。

天気が気になりますが、お彼岸に行くことが出来なかった墓参りにこれから出ます。今日は私の両親、来週は妻の方の墓へ行く予定です。